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フィールドネット便り
No.26 2024/10/1
フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
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目次
【1】事務局より
【2】イベント情報
【3】公募等
【4】出版等
【5】『FIELDPLUS』より
【6】編集後記
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【1】事務局より
◆10月1日よりFieldnetのウェブサイトに「世界のフィールドから」というページが加わります。ここでは、フィールドワーカーが世界各地で感じたことを、写真とともに日記風につづっていきます。
https://fieldnet-aa.jp/fromfields/
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【2】イベント情報
◆第142回京都大学丸の内セミナー「ボルネオ島でテングザル研究:フィールド研究の魅力と可能性」
日 時:2024年10月4日(金)18:00〜19:30
場 所:京都大学東京オフィス/オンライン
主 催:京都大学研究連携基盤
紹介文:本講演では「コストパフォーマンスの対極に位置するような、泥臭いフィールドワークだからこその新発見の数々、そしてフィールド研究の魅力や可能性について」お話があります。どうぞお楽しみに。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-kurcalecuture20240807.html
◆京都産業大学ことばの科学研究センター主催シンポジウム「ことばの歴史を復元する」
日 時:2024年10月12日(土)14:00~17:00
場 所:京都産業大学図書館ナレッジコモンズ/オンライン
主 催:京都産業大学総合学術研究所ことばの科学研究センター
紹介文:ことばの科学研究センターは、世界の言語と文学に係る諸問題を研究し、ことば学の新たな可能性を追究しています。今回のシンポジウムでは、フィールドワークと文献調査の両側から、ことばの歴史の復元を試みます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-kotobanorekishi240918.html
◆体験型ワークショップ みんなで世界を旅しよう! 2024地球たんけんたい in Tokyo × 人類学カフェ
日 時:2024年10月13日(日)、12月8日(日)
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
共 催:東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)、マナラボ 環境と平和の学びのデザイン 他
紹介文:地球たんけんたいは、子どもから大人まで楽しめる体験型ワークショップです。 ロールプレイ、民話鑑賞、創作活動などを通じてフィールドを皆で再現し、新しい世界を体験します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-chikyuTankentai20240925.html
◆国立大学附置研究所・センター会議第3部会シンポジウム「通商と国境・安全保障の多元性」
日 時:2024年10月18日(金)13:00〜16:00
場 所:オンライン
主 催:国立大学附置研究所・センター会議第3部会
共 催:京都大学東南アジア地域研究研究所
紹介文:本シンポジウムでは、時代・地域を超えて、通商と国境・安全保障が相互にどのような影響を及ぼし、あるいはどのような影響を受けてきたのかを考察し、「経済的な自立」の問題を考え、現代の国際秩序への示唆とします。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-tsuushoutokokka20240918.html
◆みんぱく創設50周年記念国際シンポジウム「デジタル人文知が作られるとき」
日 時:2024年11月17日(日)13:30~17:00
場 所:国立民族学博物館本館2階第4セミナー室/オンライン
主 催:国立民族学博物館
紹介文:本シンポジウムでは、50年にわたる国立民族学博物館の試みと近年の広範な活動を一望し、デジタル人文学が社会にむけてどのような知を提供できるか議論する。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-dijitaljinbunnchi20240925.html
◆同位体と考古学:新大陸と日本の事例からみた人とモノの動き
日 時:2024年11月20日(水)10:00〜17:00
場 所:ハートンホテル京都/オンライン
主 催:人・モノ・自然プロジェクト「人新世に至る、モノを通した自然と人間の相互作用に関する研究」
共 催:総合地球環境学研究所
紹介文:本国際シンポジウムは、同位体分析研究手法の発展が著しい中南米での研究事例を紹介し、考古学の研究にどのような知見を与えるのかについての情報交換を行い日本における研究展望について議論します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-hitomono20240918.html
◆みんぱく創設50周年記念特別展「吟遊詩人の世界」
会 期:2024年9月19日(木)~12月10日(火)
場 所:国立民族学博物館 特別展示館
主 催:国立民族学博物館
紹介文:吟遊詩人のパフォーマンスやそれらを成りたたせる物質文化を紹介するとともに、彼ら、彼女たちをはぐくんできた地域の人びとの息吹を伝えます。フィールドの吟遊詩人の諸相と地域社会を紹介する関連イベントも開催されます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-poetsingers20240821.html
◆佐渡自然共生科学センター臨海実験所 公開臨海実習:「佐渡・発生/行動学コース」(学生対象)
期 間:2025年3月3日(月)~2025年3月7日(金)4泊5日
場 所:新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所
主 催:新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所
紹介文:本実習では、バフンウニを用いて人工受精と胚発生の観察を行い、後生動物の発生機構について学修し、各種薬剤処理実験により、発生におけるシグナル伝達の仕組みと薬剤による環境かく乱の発生への影響を考察する。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-sadokoukairinkaijissyuu20240725.html
◆みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう
開 催:2024年10月6日(日)、10月20日(日)、10月27日(日)、11月3日(日)ほか 14:30~ (30~60分)
場 所:国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)、特別展示館など
主 催:国立民族学博物館
紹介文:みんぱくの研究者が「みんぱくの展示資料」「調査している地域(国)の最新情報」「現在取り組んでいる研究」など多彩な話題をわかりやすくお話します。テーマ等詳細は以下をご覧ください。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-minpakuweekend20240821.html
!以下の二つは終了間近です!
◆特別展示『海の人類史―パイオニアたちの100万年』
会 期:2024年7月5日(金)~2024年10月6日(日)
場 所:JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク2階「GREY CUBE」
主 催:東京大学総合研究博物館
紹介文:人類の海に対する100万年の挑戦史――先史時代の挑戦から現代のチャレンジまで――を展示しています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-humanhistoryocean20240722.html
◆名古屋大学博物館第32回特別展 飛騨の自然――石と植物と人と
会 期:2024年6月4日(火)~2024年10月19日(土)
場 所:名古屋大学博物館展示室
主 催:名古屋大学博物館
紹介文:本展覧会では、飛騨の特有な自然環境や人々の暮らしなどについて(1)飛騨のあしもと、(2)飛騨の植物、(3)飛騨に生きる――資源、(4)飛騨に生きる――防災・減災、(5)飛騨山脈ジオパーク構想の5つのコーナーを設け紹介します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-nagoyaexhibitions20240515.html
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【3】公募等
◆静岡県立大学国際関係学部・国際関係学研究科 教員の公募
締 切:2024年10月16日(水)、10月31日(木)
紹介文:「比較文化論」、「国際開発学(国際開発にかかわる研究分野)」の公募です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-shizuokakenritsu20240731.html
◆九州大学人文科学研究院文学部門言語学講座准教授または講師の公募
締 切:2024年11月20日(水)
紹介文:音声学・音韻論担当の准教授または講師を公募しています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-kyuusyuu20240918.html
◆北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教員の公募
締 切:2024年11月29日(金)
紹介文:スラブ・ユーラシア地域の国際関係、政治学または文化人類学を専門とする准教授または講師1名を公募しています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-src20240918.html
◆公益財団法人鹿島学術振興財団 一般研究助成
締 切:2024年10月31日(木)
紹介文:工学を含む自然科学、人文・社会科学、学際融合的な分野・領域等を対象とする研究費の助成募集が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-Kajimaresearchgrants20240717.html
◆公益財団法人鹿島学術振興財団 研究者海外派遣(短期・長期)
締 切:2024年10月31日(木)
紹介文:対象の研究分野は工学を含む自然科学、人文・社会科学、学際融合的な分野・領域等です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-Kajimaexsupport20240717.html
◆公益財団法人INPEX教育交流財団2025年度奨学生募集
締 切:2024年10月31日(木)
紹介文:インドネシア、オーストラリアまたはUAE各国にて留学および調査研究を行う日本人に対する奨学金の募集が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-inpex20240724.html
◆公益財団法人大下財団2025年度研究助成募集
締 切:2024年12月31日(火)
紹介文:「感染症媒介動物及び外来動物」と「生物機能の産業利用・工業化」を対象とした研究助成のお知らせが出ています。幅広い分野の研究を対象とし、学術的、社会的な貢献の期待される課題の応募が期待されています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-osimofoundation2025.html
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【4】出版等
◆「アラブの春」のアクチュアリティ――エジプト一月二五日革命を中心にみるグローバリゼーション下の日常的抵抗
書誌情報:大稔哲也編、山川出版社、2024年7月
紹介文:2010年末に始まった「アラブの春」について、現場で感得された「身体性」の経験や、それを何とかして捉えようとするフィールドワーカーたちの意識と意欲をもとに編まれた一冊。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-actuality240911.html
◆モビリティーズの社会学
書誌情報:吉原直樹・飯笹佐代子・山岡健次郎編、有斐閣、2024年6月
紹介文:昨今、注目される概念である「モビリティーズ」の論点を理論的に整理しつつ、移動する人々、国境、境界を具体的に論じる注目の書。とくに、非西洋の側から現代社会の流動性を捉え直そうとする試みは画期的である。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-mobilities240925.html
◇過去の情報はこちらから
https://fieldnet-aa.jp/member-info/publications/
◇情報のご提供はこちらから
https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html
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【5】『FIELDPLUS』より
◆バックナンバー紹介
世界で紛争が絶えない中、人々はどんな日常を過ごしているのでしょうか。ここにも一つ、ヒントがありました。
第4号(2010年7月号)
心を平静に保つ方法 紛争状況にある南タイのムスリムの日常生活 --西井凉子(巻頭特集 東南アジア イスラームの現在)
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/4
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【6】編集後記
ようやく涼しくなってきましたね。
【1】にあるように、「世界のフィールドから」というコーナーを新設しました。初回はマレーシアから「外遊びで育まれる子どもたち」です。写真にうつる子どもたちの生き生きとした笑顔や見覚えのあるピースサイン、そして温かみ溢れる文章から、いろいろなものが伝わってきます。
https://fieldnet-aa.jp/fromfields/
【2】「イベント情報」はさまざまな分野から11件、【3】「公募等」は研究助成や教員・研究員公募を中心に7件の情報をいただいています。【4】「出版等」には、魅力的な2冊の本をご紹介いただきました。ぜひご活用ください。
今後も情報提供をお待ちしています。
■各種情報のご提供はこちらから
https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html
先日、Fieldnetのメールマガジンの配信日にイベント参加の申込み数が増えたという声を聞きました。運営一同、大喜びしています。今後とも情報のご提供とご活用をよろしくお願いいたします。
それではよい秋をお迎えください。
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