
考えてみよう 先住民族と法
現代における先住民族と法の複雑な関係について、複数分野を横断する執筆陣が解説する。「第1部 多様なテーマから考える」と「第2部 国や地域の中で考える」に分かれており、全16章からなる。
現代における先住民族と法の複雑な関係について、複数分野を横断する執筆陣が解説する。「第1部 多様なテーマから考える」と「第2部 国や地域の中で考える」に分かれており、全16章からなる。
ラテンアメリカ諸国は類似した経験を共有しながら各国の政治的特徴も多様である。国際社会との関係や歴史の変遷を読み解き、日本や欧米諸国などと対比しながらラテンアメリカ政治史の全体像を俯瞰する新しい概説書。
近代日本の美術史家岡倉天心の1902年のインド訪問を、宗教改革運動家スワーミー・ヴィヴェーカーナンダとの思想的交流を通して検証する。国境を越えた両者の知的変革の軌跡を、日印の資料を紐解いて描く。
「憧れ」という、目に見えない、曖昧な要素を軸に、どのように歴史を書きうるのか。本書の各執筆者は、フィールドワークと文献資料の読解に加えて、多くの迷いや疑問、議論を経験しながら、その答えを模索しました。
イランにおけるシーア派のホセイン追悼儀礼の民族誌。人々の身体性はときに権威主義体制への服従を超えた過剰性を発露する。統治と抵抗がせめぎあう両義的な生の現場を、参与観察を通じて鮮やかに描きだす。
本書は、サブスタンスという概念を手がかりに、身体と自然を根底から問い直し、多様に構築/切断される人と人との関係の論理、人が家族や親族、社会とつながる関係性のロジックの解明を目指すものである。
私たちが生きる世界は「宗教=規範的言説」によって想像的に組織化されている。それは規範の意味を探究する過程でもある。アジア・アフリカ地域を事例として、宗教と組織の相互構成的関係を明らかにする。
現代台湾社会において「日本」はどのように位置付けられ、どのような意味を有しているのか。かつての糖業移民村に残された神社の再建から見えてくる、重層的な台湾社会の相貌。
空き地の利活用、コミュニティの再生、都市緑化、環境教育や食育といった地域課題解決に貢献する都市型農園について、国内外の先進事例や実践者への取材を交え、最新の知見を整理する。
チベットを代表する7名の現代女性詩人による27篇の詩を収めた日本オリジナルのアンソロジー。妊娠、出産、亡命、女であることを詩によみながら歩んできた彼女たち。チベット女性事情を知るための7つのコラムつき。