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フィールドネット便り
No.28 2024/12/2

フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
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目次
【1】事務局より
【2】イベント情報
【3】公募等
【4】出版等
【5】『FIELDPLUS』より
【6】編集後記

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【1】事務局より

◆Fieldnetのウェブサイトに「世界のフィールドから」というページが加わりました。ここでは、フィールドワーカーが世界各地で感じたことを、写真とともに日記風につづっていきます。
https://fieldnet-aa.jp/fromfields/

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【2】イベント情報

◆京都大学研究連携基盤「未踏科学研究ユニット報告会2024 Final」
日 時:2024年12月7日(土)10:00~17:00
場 所:京都大学/オンライン
主 催:京都大学研究連携基盤
紹介文:新学術分野創成のための四つのユニット(「未来を切り拓く量子情報」「持続可能社会創造」「多階層ネットワーク研究」「データサイエンスで切り拓く総合地域研究」)による報告会です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-futurehorizons20241113.html

◆X-DiPLASシンポジウム「地域研究アーカイブ画像の活かし方 地理学と歴史学の視点から考える」
日 時:2024年12月8日(日)13:30~17:00
場 所:国立民族学博物館第4セミナー室/オンライン
主 催:人間文化研究機構共創先導プロジェクト(共創促進研究)「学術知デジタルライブラリの構築」国立民族学博物館拠点(X-DiPLAS)
紹介文:本シンポジウムでは、地域研究アーカイブ画像のさらなる活用可能性を、地理学的観点、歴史学的観点から考えてみます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-xdiplas20241113.html

◆体験型ワークショップ みんなで世界を旅しよう! 2024地球たんけんたい in Tokyo × 人類学カフェ
日 時:2024年12月8日(日)10:30~、14:30~
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
共 催:東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)、マナラボ環境と平和の学びのデザイン 他
紹介文:地球たんけんたいは、子どもから大人まで楽しめる体験型ワークショップです。ロールプレイ、民話鑑賞、創作活動などを通じてフィールドを皆で再現し、新しい世界を体験します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-chikyuTankentai20240925.html

◆味の素食の文化センター・人間文化研究機構 共催シンポジウム「方言で味わう郷土食の多様性――変化と継承が紡ぐストーリーをたずねて」
日 時:2024年12月13日(金)14:00~16:30
場 所:TKPガーデンシティPREMIUM品川HEART/オンライン
共 催:公益財団法人味の素食の文化センター、大学共同利用機関法人人間文化研究機構
紹介文:本シンポジウムでは、食を表すことばの地域差=方言に着目し、一般の方々とともに、日本の食とそれを表すことばの多様性、変化と継承について思いを巡らす機会とし、方言の観点から食文化に接近します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-ajisympo20241113.html

◆映画ワークショップ:『女であること/Mohtarama』から考えるフェミニズムの可能性
日 時:2024年12月17日(火)16:00~18:00
場 所:東京外国語大学研究講義棟101教室
共 催:南アジア研究センター、AA研基幹研究「記憶のフィールド・アーカイビング」、科研費基盤研究(B)「現代の多様性と多様性尊重をめぐるムスリム・コミュニティの課題とその解決方法の研究」
紹介文:アフガニスタンでのフィールドワークにもとづくドキュメンタリー映画の上映と監督を迎えてのQ&Aを通してフェミニズムについて考えます。MeToo運動の世界的広がりの前から、そこには大きなうねりがありました。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-mohtarama20241113.html

◆第120回歴博フォーラム「超高齢社会における葬墓制の再構築をめざして」
日 時:2024年12月21日(土)10:00~17:00
場 所:一橋大学一橋講堂
主 催:国立歴史民俗博物館
紹介文:本フォーラムでは、戦後高度経済成長期以降の葬儀様式の普及過程を確認し、1990年代以降の動向の検討とともに、地方自治体による死者への対応について考察する。将来に向き合う課題についても考えていきたい。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-120rekihakuforum20241120.html

◆みんぱく創設50周年記念特別展「吟遊詩人の世界」
会 期:2024年9月19日(木)~12月10日(火)
場 所:国立民族学博物館 特別展示館
主 催:国立民族学博物館
紹介文:吟遊詩人のパフォーマンスやそれらを成りたたせる物質文化を紹介するとともに、彼ら、彼女たちをはぐくんできた地域の人びとの息吹を伝えます。フィールドの吟遊詩人の諸相と地域社会を紹介する関連イベントも開催されます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-poetsingers20240821.html

◆特集展示「歴史・文化の中の鄭成功」
会 期:2024年11月26日(火)~ 2025年1月26日(日)
場 所:国立歴史民俗博物館第3展示室特集展示室
主 催:国立歴史民俗博物館、国立台湾歴史博物館
紹介文:本特集展示では、鄭成功が生きた17世紀、日本で新たな物語へと変容する18世紀、近現代という3つの時代における日本と台湾の鄭成功に対するイメージを通して、台湾と日本の歴史と文化のつながりを考えます。
詳 細: https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-rekishibunka20241202.html

◆佐渡自然共生科学センター臨海実験所 公開臨海実習:「佐渡・発生/行動学コース」(学生対象)
期 間:2025年3月3日(月)~2025年3月7日(金)4泊5日
場 所:新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所
主 催:新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所
紹介文:本実習では、バフンウニを用いて人工受精と胚発生の観察を行い、後生動物の発生機構について学修し、各種薬剤処理実験により、発生におけるシグナル伝達の仕組みと薬剤による環境かく乱の発生への影響を考察します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-sadokoukairinkaijissyuu20240725.html

◆【AORI・JAMSTEC共催】「海と地球のシンポジウム2024」開催
日 時:2025年3月12日(水)〜3月13日(木)
場 所:東京大学弥生キャンパス 弥生講堂(ハイブリッド開催)
共 催:東京大学大気海洋研究所(AORI)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)
紹介文:研究船等を利用する多様な分野における最新成果が発表されます。
【発表課題募集中】登録締切:12/13(金)
詳しくは[https://x.gd/XKze4]をご確認ください。成果や概要報告についてのご発表をお待ちしています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-oceanearth20241002.html

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【3】公募等

◆2025年度『乳の学術連合』学術研究の公募
締 切:2024年12月31日(火)
紹介文:「乳の学術連合」より牛乳乳製品の価値向上に繋がるとともに乳を通じて社会に貢献するための多種多様な情報を広く収集・発信することを目的に、健康科学、乳の社会文化、食育の各分野に係る学術研究の公募が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-nyuunogakujutsu2025.html

◆公益財団法人大下財団 2025年度研究助成募集
締 切:2024年12月31日(火)
紹介文:「感染症媒介動物及び外来動物」と「生物機能の産業利用・工業化」を対象とした研究助成です。幅広い分野の研究を対象とし、学術的、社会的な貢献の期待される課題の応募が期待されています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-osimofoundation2025.html

◆公益財団法人水産無脊椎動物研究所 2025年度個別および育成研究助成課題募集
締 切:2025年1月7日(火)
紹介文:当財団では、水棲無脊椎動物(昆虫類を除く)の形態・発生・生理・分類・系統・生態・行動・水産などに関するフィールドでの生物学的な調査研究を中心に助成を行っております。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-rimi20241023.html

◆公益財団法人三菱財団 2025年度研究助成の公募
締 切:2025年1月10日(金)他
紹介文:公益財団法人三菱財団より各分野(自然科学、人文科学、社会福祉、文化財保存修復)の研究助成の公募が出ています。詳細は財団サイトをご覧ください。応募は12月2日(月)より可能です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-mitsubishi20241120.html

◆公益財団法人山田科学振興財団 2025年度研究援助募集
締 切:2025年2月28日(金)
紹介文:「自然科学の基礎研究」に特化する研究援助(学会・個人推薦枠 / 女性活躍支援枠 / チャレンジ支援枠)の募集です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-yamadakagaku2025.html

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【4】出版等

◆ルソーと人食い:近代の「虚構」を考える
書誌情報:冨田晃(著)、共和国、2024年10月
紹介文:カリブの「人食い人種」と、ルソーの「子どもの発見」という近代によって生み出され、近代というものを形づくってきた二つの「虚構」の発生と定着の過程、そして両者の関係を明らかにする。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-rousseautohitokui241106.html

◆Morphosyntactic Variation in Bantu
書誌情報:Eva-Marie Bloom Ström, Hannah Gibson, Rozenn Guérois, and Lutz Marten, Oxford University Press, 2024年11月
紹介文:サブ・サハラ・アフリカの広大な範囲で話されるバントゥ諸語の形態統語論的な多様性を、これまでに類を見ない規模で一望のもとに提示。国内研究者3名を含む国際的な共同研究ネットワークによる国際共著論文集。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-morphosyntactic241120.html

◇過去の情報はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/member-info/publications/

◇情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

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【5】『FIELDPLUS』より

◆バックナンバー紹介
ひとりで過ごす時間はありますか。さみしいですか。ほっとしますか。それとも?

第28号(2022年7月号)
「ひとり」はどうしてさみしいのだろうか --田島知之
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/28

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【6】編集後記

12月になりました。いよいよ今年も残すところわずかですね。

【1】「世界のフィールドから」、さて今月は新しい記事が入っているでしょうか。リンクを開いてご確認ください。
https://fieldnet-aa.jp/fromfields/

【2】「イベント情報」はさまざまな分野から10件、【3】「公募等」は研究助成を中心に5件の情報をいただいています。【4】「出版等」には、今月も趣のまったく異なる2冊の本をご紹介いただきました。ぜひご覧ください。
今後も情報提供をお待ちしています。

■各種情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

師走で駆け回っている方にお勧めしたいのが【5】のFIELDPLUSの記事です。朝4時に起きてオランウータンの調査に出かけて、ひたすら待つという著者のつぶやき――「研究者じゃなくてオランウータンに生まれた方がよかった」――に共感しつつ読み進めていくと、いろいろなものが押し寄せてきます。

フィールドネット便りですが、2025年1月は休刊となり、次回は2月初旬のお届けになります。ウェブサイトの更新は続きますので、この間も随時情報提供をお待ちしています。

それではみなさま、よい年末年始をお迎えください。

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