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フィールドネット便り
No.20 2024/3/4

フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
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目次
【1】イベント情報
【2】公募等
【3】出版等
【4】『FIELDPLUS』より
【5】編集後記

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【1】イベント情報

◆世界自然遺産 知床周辺海域の海洋・海氷変動予測と海洋生態系への影響
日 時:2024年3月14日(木)13:00〜17:00
場 所:北海道大学低温科学研究所新棟3階講堂/オンライン
主 催:北海道大学低温科学研究所
共 催:公益財団法人知床財団
紹介文:環境研究総合推進費「世界自然遺産・知床をはじめとするオホーツク海南部海域の海氷・海洋変動予測と海洋生態系への気候変動リスク評価」の成果公開シンポジウムを開催します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-shiretoko20240207.html

◆アジア・アフリカ法セミナー「アジア・アフリカ法研究における法学と人類学の架橋」
日 時:2024年3月16日(土)13:30~18:00
場 所:長崎大学文教キャンパス総合教育研究棟3階31講義室
主 催:科研費基盤研究(C)「アジア・アフリカ諸国における『法の支配』をめぐる問題の人類学的検証」
紹介文:法学と人類学を架橋しつつ、アジア、アフリカ法の現状や課題について検討します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-hougakutojinruigaku20240221.html

◆科研費基盤(S)「社会性の起原と進化:人類学と霊長類学の協働に基づく人類進化理論の新開拓」成果公開シンポジウム
日 時:2024年3月17日(日)13:00〜18:30
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所/オンライン
主 催:科研費基盤研究(S)「社会性の起原と進化:人類学と霊長類学の協働に基づく人類進化理論の新開拓」
紹介文:本シンポジウムではプロジェクトの成果報告をハイブリッド形式で行います。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-jinruishinkariron20240207.html

◆講演会「南極のいま~気候変動が加速化している~」
日 時:2024年3月23日(土)13:00〜14:15
場 所:石川県政記念しいのき迎賓館 セミナールームB
主 催:金沢大学環日本海域環境研究センター
紹介文:近年、南極は氷の融解が著しいなど、世界で最も急速に温暖化が進んでいる場所の一つだといわれています。市民講演会では、南極をフィールドとした気象学・環境科学に関する最近の研究成果を紹介します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-kanazawakannihon20231222.html

◆企画展「生きている植物標本のタネ」
会 期:2024年2月10日(土)~2024年3月24日(日)
場 所:新潟大学旭町学術資料展示館 2階企画展示室
主 催:新潟大学旭町学術資料展示館、新潟大学植物標本庫
共 催:新潟大学教育学部、北海道大学総合博物館、東北大学植物園
紹介文:本企画展では、植物標本に残されたタネや胞子の発芽可能性に関する最新の研究成果に加えて、植物標本がもつ学術価値や可能性について紹介します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-niigatalivingseeds20240221.html

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【2】公募等

◆信州大学特任助教の公募(理学部附属湖沼高地教育研究センター)
締 切:2024年3月15日(金)
紹介文:信州大学理学部附属諏訪臨湖実験所では、学内外の研究者と連携しながら陸水学に関する基礎研究を行っています。湖沼における教育や研究に一緒に取り組んでいただける助教相当の人材を募集します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-shinshusci20240228.html

◆2024年度早稲田大学アジア太平洋研究センター助教募集(3名)
締 切:2024年3月19日(火)
紹介文:アジア太平洋地域を主な研究対象とした、1)地域研究、2)国際関係、3)国際協力・政策研究分野の研究に従事する助教を募集します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-wasedagsps20240228.html

◆日本動物学会女性研究者奨励OM賞募集
締 切:2024年3月31日(日)
紹介文:本賞は不安定な身分等の理由により研究を続けることが困難な状況にありながら、強い意志と高い志を持って優れた動物科学分野の研究を推進しようとする女性研究者を支援することを目的としています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-joseisyoureiom20240124.html

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【3】出版等

◆命か経済か―COVID-19と政府の役割
書誌情報:岩崎正洋編著、勁草書房、2023年2月
紹介文:コロナ禍において世界は、日本はどのように対応したか。本書は新型コロナウイルス感染症の感染拡大が世界的にみられた現状を受け、主に2020年から2021年までの期間に生じた政治や経済、公共政策の変容に迫る。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-inochikakeizaika20240228.html

◆そして私も音楽になった―サウンド・アッサンブラージュの人類学
書誌情報:小西公大編著、うつつ堂、2024年2月
紹介文:本書は、世界各地の音楽と向き合ってきた人類学者、音楽教育学者、音楽実践家たちが、特に「音楽」の持つ媒介機能や創造的側面に着目し、具体的な民族誌的記述をもとに表現することを志しています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-soshitewatashimo20240228.html

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【4】『FIELDPLUS』より

◆バックナンバー紹介
長らくフィールドワークを行ってきた末、著者はこんな疑問を抱く。「人が生きる場所と時代を越えることは無理なのではないか。」それでも「フィールドは面白い」という、その心は?

第1号 フィールドは面白い --吉松久美子
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/1

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【5】編集後記

先日、車で2時間かけて厄除けのお礼参りに行ってきました。去年の3月、フィールドワーク先で同行者全員が新型コロナ・ウィルスに感染するという不遇が起きたのをきっかけに、帰国後にほうほうの体で訪れたお寺です。実はフィールドワーク先はイスラーム圏。【4】を読んで改めて思うのは、人にはそれぞれ「生きる場所や時代」があり、フィールドが面白いと感じるのは、それを越えようとするからなのかもしれない、ということです。

さて、今年度最後のメールマガジンです。今月も多くのイベント情報、公募情報をいただいています。出版情報としては(ちょうど)コロナ禍についての一冊と、音楽を「フィールド」とする一冊を掲載しています。

皆さまのご投稿に感謝します。そして、新年度からのイベントや出版物についても、よろしくお願いします。

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上のフォームに入力していただいた情報をもとに、1週間程度でウェブページが公開されます。広報の際にご活用いただければ幸いです。また、新規メンバーも随時募集中です。

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次回のメールマガジンは4月8日に発行予定です。よい新年度をお迎えください。

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