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フィールドネット便り
No.12 2023/5/1

フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
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目次
【1】事務局よりお願い
【2】イベント情報
【3】公募等
【4】出版等
【5】『FIELDPLUS』より
【6】編集後記

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【1】事務局よりお願い

新年度にご所属や登録アドレスに変更があった方は、以下より、Fieldnet登録情報の変更をお願いします。

(A)登録アドレス変更・登録アドレスと所属機関の変更(登録アドレスは変更せずご所属のみ変更の場合は(B)のURLよりお願いします)
https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-mail.html
(B)メールアドレスの変更を伴わない登録情報の変更・修正(ご所属、調査地、メルマガ受信設定等の変更)
https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-fix.html

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【2】イベント情報

◆〈人類学カフェ〉「ある春のための上映会――石巻から震災を描いて」
日 時:2023年5月21日(日)14:00~17:00
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
共 催:東京外国語大学AA研&TUFiSCo、科研費基盤B「死の人類学再考:アフェクト/情動論による「現実」への人類学的手法による探究」
紹介文:東日本大震災時に大川小で妹を亡くされ、その後映像作家となった佐藤そのみさんのフィクション作品「春をかさねて」とドキュメンタリー「あなたの瞳に話せたら」の2つの作品の上映とトーク。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-anthro20230426.html

◆2023年度海外学術調査フォーラム
日 時:2023年6月24日(土)13:00~17:30
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
紹介文:全国の研究者が、個別の学問分野を越えて、また、文理の境界も越えて、海外学術調査にともなう様々な情報交換や交流を目的に開催するものです。今回の共通テーマは「デジタル時代のフィールドサイエンスと共同研究の可能性」です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-forum230412.html

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【3】公募等

◆公益財団法人松下幸之助記念志財団研究助成募集
締 切:2023年5月10日
紹介文:人文科学・社会科学領域の研究助成の公募が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-matsushitaresearchgrants20230412.html

◆東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教員募集
締 切:2023年5月17日
紹介文:言語学・文化人類学・中東歴史学の各分野を専門とする教員を募集します。メールエントリー期限は5月17日(水)、書類提出期限は5月31日(水)です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-ilcaa230401.html

◆公益財団法人興和生命科学振興財団研究助成募集
締 切:2023年5月31日
紹介文:人類の疾病の予防と治療に関する自然科学の研究に対する助成の公募が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-kowastudy20230405.html

◆共創促進研究「学術知デジタルライブラリの構築(X-DiPLAS)」プロジェクト公募
締 切:2023年6月2日
紹介文:人間文化研究機構共創先導プロジェクトより、画像資料のデジタル化・データベース化を支援し、研究情報の集積と共有化の基盤を整備、提供するプロジェクトの公募が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-xdiplas20230419.html

◆鳥取大学乾燥地研究センター准教授の公募(気候変動対応領域)
締 切:2023年6月29日
紹介文:本領域では乾燥地が抱える課題に総合的に対処するために学際的な研究を推進しており、環境経済、社会システム、農業経済等に関して、気候変動への適用・緩和を社会経済的な視点から研究する人材を公募しています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-tottorialrc-20230426.html

◆ライフサイエンス振興財団 国際交流(調査・研究)援助募集
締 切:出発の3ヶ月前まで(2023年4月~2024年3月分)
紹介文:ライフサイエンス(生命科学)に係わる国際交流(調査・研究)(2023年4月~2024年3月分)援助の募集が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-lifescience20230118.html

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【4】出版等

◆ヒマラヤの森はなぜ守られたのか
書誌情報:長濱和代著、九州大学出版会、2022年11月
紹介文:森林資源の減少と解決に向けて、ウッタラーカンド州の森林パンチャーヤト(森林に関わる住民自治組織)に注目し、10年におよぶ面談調査と樹木調査から、その制度や組織、住民参加の課題について論じる。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-himalayan20230412.html

◆チベット高原に花咲く糞文化
書誌情報:チョウピンピン著、春風社、2023年1月
紹介文:極地環境であるチベット高原の人々は燃料としてヤクの糞を利用し、独特の糞文化を形成している。彼らにとって生存に欠かせないヤクの糞を生態的資源と文化的資源の両面から考察する。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-fecesculture20230427.html

◆土の塔に木が生えて――シロアリ塚からはじまる小さな森の話(新・動物記 8 )
書誌情報:山科千里著、京都大学学術出版会、2023年4月
紹介文:砂の大地が広がるナミビア北部、疎らな木々の中にそびえ立つシロアリ塚が、やがて形を変えて小さな丘になり、多様な生き物が集う森になる。太古から続く悠久の物語に迫る、ナミビアの広野を踏査した壮大な動物記。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-tsuchinotou20230427.html

◆社会的企業の挫折――途上国開発と持続的エンパワーメント
書誌情報:一栁智子、名古屋大学出版会、2023年4月
紹介文:注目を集めるソーシャルビジネスの具体的事例を、当事者インタビューと現地調査を中心に、長期の視点から検証。持続的で多元的な社会貢献の可能性をさぐる。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-shakaitekikigyounozasetsu20230428.html

◇過去の情報はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/member-info/publications/

◇情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

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【5】『FIELDPLUS』より

◆バックナンバー紹介

世界の様々な地域で紛争に終わりが見えません。
そうした中、フィールドワーカーの視点をもつことで、私たちには何が見えるのでしょうか。

第6号 素顔のアフリカ女性たち
女性兵士が歩んだ道 ─ エチオピア内戦と戦後20年 --眞城百華
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/6

第12号 フィールドワークって何? 「ふりかえる」
悲劇の都市、サライェヴォでのフィールドワークから --永田雄三
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/12

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【6】編集後記

新学期も1カ月が過ぎ、ようやく落ち着いてきたという方もいらっしゃるかと思います。
ご所属や登録アドレスその他、変更がある場合は、お手数ですが「【1】事務局よりお願い」をご確認ください。そして新しく職場や研究室などに加わった方には、ぜひ、フィールドネットについてご紹介ください。

■メンバーが続々と増えています!
 https://fieldnet-aa.jp/members/

■新規メンバー登録はこちらからどうぞ
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-regist.html

今年度の調査研究助成のお知らせが目白押しです。長期短期のフィールドワークを考えている方はぜひ内容をご確認ください。

今回掲載した2つのイベントと4冊の新刊書は、それぞれ対象地域や主題、研究手法がかなり異なっていて、フィールドワークの広がりやそれがもつ可能性を感じます。
引き続きメンバーの皆さんからの情報提供をお待ちしています。

■各種情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

それでは、よい連休をお過ごしください。

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※ 訂正 ※
配信後に訂正事項が見つかりましたので、次の箇所を訂正して掲載しています。

【4】出版等
◆社会的企業の挫折――途上国開発と持続的エンパワーメント
書誌情報:
→ (誤)橘宗吾・堤亮介
  (正)一栁智子