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フィールドネット便り
No.22 2024/5/8

フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
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目次
【1】お知らせ
【2】イベント情報
【3】公募等
【4】出版等
【5】『FIELDPLUS』より
【6】編集後記

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【1】お知らせ

◆特設ページ「フィールドワーカー、フィールドにもどる」を公開しました。
2023年10月21日(土)にオンラインで開催した座談会「Fieldnetでつながろう:フィールドワーカー、フィールドにもどる」をもとにした特設ページを公開しました。
当日のお話をじっくり振り返ることができます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/backtofield/

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【2】イベント情報

◆グローバル地中海セミナー「小泉文夫と現代エジプトにおける音楽の文化政治学」
日 時:2024年5月18日(土)14:00〜16:00
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所/オンライン
共 催:グローバル地中海地域研究AA研拠点、TUFS フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)
紹介文:1960年代半ばに3カ月間かけてナイル川の上下流をめぐり、民謡や遊び歌、コプト教の賛美歌などを録音しつつ、音楽調査を行った民族音楽学者の小泉文夫に関する資料を通して、エジプトと日本の文化還流を検討します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-globalmediterranean20240424.html

◆〈人類学カフェ〉「わたしたちは(死んだら)どこへ行くのか―死とアート」
日 時:2024年6月1日(土)14:00〜17:00
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
共 催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、科研費基盤研究(B)「死の人類学再考」
紹介文:死は、それは自己の死であれ、他者の死であれ、生きる上で根源的な経験です。その経験はアートにおいてどのように解釈され、表現されているのでしょうか。本イベントでは、アーティスト・地主麻衣子さんの作品世界を旅します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-anthro20240430.html

◆第140回 京都大学丸の内セミナー「水中の生物を音で調べる 熱帯のジュゴンと南極の魚」
日 時:2024年6月7日(金)18:00〜19:30
場 所:京都大学東京オフィス/オンライン
主 催:京都大学研究連携基
紹介文:視覚のきかない水中では、“音”を利用することで生物の生態や行動が調査されてきました。本セミナーではその研究成果の一部を皆様と共有したいと思います。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-kurcalecuture20240417.html

◆特別展示 東京農工大学科学博物館「黒部隆名誉教授 岩石・鉱物標本コレクション」デジタルアーカイブ及び企画展示公開
会 期:2024年3月21日(木)〜2024年6月27日(木)
場 所:東京農工大学農学部展示室(科学博物館分館)/オンライン
主 催:東京農工大学科学博物館
紹介文:本学農学部生物生産学科土壌学研究室の所有する「黒部隆名誉教授 岩石・鉱物標本コレクション」のデジタルアーカイブへの追加、当館ウェブサイトでの公開に合わせ、本コレクションの実物資料を一部展示・公開します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-tuat-museum20240417.html

◆特別展示 骨が語る人の「生と死」日本列島一万年の記録より
会 期:2023年9月30日(土)~2024年5月16日(木)
場 所:東京大学総合研究博物館本館企画展示室
主 催:東京大学総合研究博物館
紹介文:本展では、遺跡から発掘される骨からわかる、祖先たちの知られざる素顔を探ります。列島内でも実に多様であった人々の生き方や考え方に触れ、ヒューマン・ダイバーシティの本質を考える機会となれば幸いです。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-lifedeath20240228.html

◆名古屋大学博物館第31回特別展 球状コンクリーションの謎II 化石生成プロセスと応用
会 期:2023年11月28日(火)~2024年5月11日(土)
場 所:名古屋大学博物館展示室
主 催:名古屋大学博物館
紹介文:球状コンクリーション研究についての大規模展示―過去のナゾを未来につなげる―では、これまでの研究成果のほか、開発した「コンクリーション化剤」などコンクリーション化の応用と活用の可能性について紹介します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-nagoyaexhibitions20240327.html

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【3】公募等

◆公益財団法人松下幸之助記念志財団 研究助成(人文科学・社会科学領域)公募
締 切:2024年5月10日(金)
紹介文:本財団助成・顕彰プログラムの研究助成では、人文科学・社会科学の領域における国際的、先駆的で社会的、学術的にも要請度の高い調査研究に対する助成を行っています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-matsushitaresearchgrants20240417.html

◆早稲田大学文学学術院専任教員の公募(人文地理学)
締 切:2024年5月17日(金)
紹介文:早稲田大学 文学学術院では「日本を含むアジア・太平洋地域における先住民・少数民族を対象とした脱植民地・脱国家・自治権拡大に関する研究」領域の専任教員を募集します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-wasedaglas20240417.html

◆ロッテ財団2025年度研究助成「食と健康」(「研究者育成助成〈ロッテ重光学術賞〉」、「奨励研究助成」)
締 切:奨励研究助成 2024年5月24日(金)
締 切:ロッテ重光学術賞 2024年6月21日(金)
紹介文:「食と健康」の分野における研究を通して、将来、国際的に活躍する可能性を秘めた優秀で志の高い若手研究者とその研究を対象に、目新しいユニークな仕組みを取り入れた助成・支援を行っています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-2025lottegrant20240410.html

◆興和生命科学振興財団 令和6年度研究助成推薦募集
締 切:2023年5月31日(水)
紹介文:本研究助成事業は人類の疾病の予防と治療に関する自然科学の研究に対する助成を行い、学術研究の発展、ひいてはいささかなりとも人類の幸せと福祉の向上に貢献しようとするものです。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-kowastudy20240410.html

◆東京外国語大学AA研教員(助教2名)の公募(人文情報学と中東・アフリカの地域研究/近現代史研究)
締 切:2024年5月31日(金)
紹介文:デジタル・ヒューマニティーズ(人文情報学)と中東・アフリカを対象とする地域研究ないし近現代史研究を専門とする教員(助教)を募集します。書類提出期限は5月31日(金)です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-ilcaa20240404.html

◆東京外国語大学AA研中東研究日本センター(JaCMES)特任研究員募集
締 切:2024年8月23日(金)
紹介文:レバノンのベイルートにおける現地研究拠点「中東研究日本センター」で、中東・イスラーム研究を国際的に展開するための中核的役割を担う若手研究者(1名)を募集します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-ilcaa20240424.html

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【4】出版等

◆イスラーム・デジタル人文学
書誌情報:須永恵美子・熊倉和歌子、人文書院、2024年2月
紹介文:宗教としてのイスラームや、ムスリムが多数を占める社会、アラビア語を中心とした言語圏の研究を、デジタル人文学(Digital Humanities)のアプローチによって捉え直すことを目指した論集です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-islamdigitalhumanities20240424.html

◆コロナ化した世界ーCOVID-19は政治を変えたのか
書誌情報:岩崎正洋、勁草書房、2024年3月
紹介文:4年間のコロナ禍で我々は何を学び、政治はいかなる役割を果たしたのか。ブラジル、トルコ、スウェーデン、アメリカ、日本などの幅広い地域でCOVID-19パンデミックがもたらした社会への影響を総括する。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-coronakashitasekai20240424.html

◇過去の情報はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/member-info/publications/

◇情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

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【5】『FIELDPLUS』より

◆バックナンバー紹介
パレスチナとイスラエルでフィールドワークをする中で、意見の食い違いを前に「どちらも正しいね、と首を縦に振り続けることは、理解ではない」と考えた著者。「自分の立ち位置を慎重に問い続けながら、自身の中にも納得できる一貫性をもちたいと思っている。」

第9号(2013年1月号)連載企画フィールドワークって何?「変える」
「変える中から学ぶ ─ 紛争地パレスチナ/イスラエルでのフィールドワーク」--錦田愛子
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/9

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【6】編集後記

連休はいかがでしたか。最近、連休中も授業のある大学が増えていて、連休感がなかった方も多いのかもしれません。

今号も様々な分野のイベント、公募、それから出版に関する情報をいただいています。締切間近の公募もありますので、どうぞ急いでご確認ください。冒頭に特設ページ「フィールドワーカー、フィールドにもどる」の情報も再掲しました。
https://fieldnet-aa.jp/backtofield/

新型コロナの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザと同じ5類に移行したのが昨年の今日でした。あっという間なような、長かったような。「4年間のコロナ禍で我々は何を学び、政治はいかなる役割を果たしたのか」を振り返る書籍もご紹介しています。

毎月、どの記事にしようかと『FIELDPLUS』のバックナンバーをめくるのですが、今回は10年前に書かれた記事のタイトルを見て、記事を読んで、フィールドワークに行くことはあたりまえにできることではないのだと改めて思いました。 

これからも皆さまの貴重な情報の提供をお待ちしています。

■各種情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

上のフォームに入力していただいた情報をもとに、1週間程度でウェブページが公開されます。広報の際にご活用ください。新規メンバーも随時募集中です。

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次回のメールマガジンは6月3日に発行予定です。新緑をお楽しみください。
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