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フィールドネット便り
No.32 2025/5/8

フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
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目次
【1】事務局より
【2】イベント情報
【3】公募等
【4】出版等
【5】『FIELDPLUS』より
【6】編集後記

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【1】事務局より

◆Fieldnet利用規約等改定のお知らせと、異動があった方への登録情報更新のお願い
新年度にあたり重要なお知らせとお願いがあります。以下のウェブページをご確認ください。
https://fieldnet-aa.jp/news/fieldnet.html

◆世界のフィールドから
フィールドワーカーが世界各地で感じたことを、写真とともに日記風につづっていきます。
https://fieldnet-aa.jp/fromfields/

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【2】イベント情報

◆公開講演会「海がつなぐ北ユーラシアと中東」
日 時:2025年5月17日(土)14:00~16:30
場 所:北海道大学札幌キャンパス 人文・社会科学総合教育研究棟2階 W203/オンライン
主 催:日本中東学会
紹介文:日本中東学会第41回年次大会の企画で、北海道大学主催ならではのダイナミックで広がりのある内容となります。ハイフレックス方式で、参加は無料です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-umigatsunagu20250409.html

◆公開シンポジウム「続・動物の繁殖の研究ってこんなに広がるの!?」
日 時:2025年5月17日(土)13:00〜15:20
場 所:オンライン開催
主 催:公益社団法人日本繁殖生物学会、日本学術会議食料科学委員会畜産学分科会
紹介文:動物の繁殖学研究から派生した成果が、ニュースで見聞きした情報や私たちを取り巻く社会、加えて私たち自身とどのようにつながっているのかを紹介していきます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-zokudoubutsunohansyoku20250418.html

◆第37回環境工学連合講演会「先進サスティナブル社会における環境工学の役割」
日 時:2025年5月27日(火)10:00〜17:30
場 所:日本学術会議講堂/オンライン
主 催:日本学術会議環境学委員会環境科学‧環境工学分科会
紹介文:カーボンニュートラルの社会実装、脱炭素社会の実現への道筋、エネルギー供給システムの在り方といった、新しい社会の構築に向けた取り組みに関する環境工学の研究について、それぞれの学協会から話題提供します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-sustainable20250411.html

◆クルド・フェミニズムの軌跡:ハリデ・デュンダル/A Biography of Kurdish Feminism: Halide Dündar
日 時:2025年5月29日(木)16:00〜18:00
場 所:東京外国語大学本郷サテライト4Fセミナー室
主 催:基盤研究B「現代の多様化と多様性尊重をめぐるムスリム・コミュニティの課題とその解決方法の研究」(24K03160)
紹介文:本セミナーではトルコ初のクルド女性組織(DDKAD)の指導的メンバーであり、初のクルド・フェミニスト雑誌(『ロザ』および『ジュジン』)の創刊に携わったハリデ・デュンダルの人生と闘いに焦点を当てます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-kurdish20250423.html

◆公開シンポジウム「人口減少社会における小規模分散型社会の実現―地域総合農学の視点から」
日 時:2025年6月6日(金)13:00〜16:00
場 所:オンライン
主 催:日本学術会議農学委員会地域総合農学分科会
紹介文:本シンポジウムは、地域総合農学の視点から、人口減少社会における小規模分散型社会の実現に貢献する技術や政策などを紹介するとともに現場での課題などを取り上げ、農業・農村の未来を考える機会として開催する。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-jinkougensyousyakai20250501.html

◆第146回京都大学丸の内セミナー「アジアの沿岸に暮らすイルカたち」
日 時:2025年6月6日(金)18:00〜19:30
場 所:京都大学東京オフィス/オンライン
主 催:京都大学研究連携基盤
紹介文:アジア沿岸域のイルカは、漁業や開発により絶滅の危機に瀕しています。本講演では、イルカの行動や生態、地域ごとの課題と保全活動を紹介し、共存の方法について考えます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-kurcalecuture20250319.html

◆日本人とアラスカ先住民の接触史―江戸時代から現代へ
日 時:2025年6月21日(土)13:30~15:00
場 所:国立民族学博物館みんぱくインテリジェントホール(講堂)
主 催:国立民族学博物館
紹介文:日本人には遠い世界のように思えるアラスカ。しかし、日本人は歴史的にアラスカ社会に少なからぬ影響を与えてきました。戦前・戦中期のアラスカ先住民との接触に注目しながら、日本とアラスカの関係の変化を考えます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-nihonjintoalaska20250423.html

◆東アジアの婚礼と食
日 時:2025年7月19日(土)13:30~15:00
場 所:国立民族学博物館みんぱくインテリジェントホール(講堂)
主 催:国立民族学博物館
紹介文:日本、中国、韓国などの事例にもとづいて、婚約から結婚までの過程における食べ物の流れと食べ物のとり方を比較することにより、人間が自然の恵みに与える象徴的意味を探り、文化の多様性と人間の心の共通の仕組みを考えます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-eastasia20250423.html

<特別展示・企画展>
◆みんぱく創設50周年記念特別展「民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素」
会 期:2025年3月20日(木・祝)〜6月3日(火)
場 所:国立民族学博物館 特別展示館
主 催:国立民族学博物館
紹介文:民具とは、日常の生活で必要なものとしてつくられ使用されてきた造形物で、本特別展では民具の射程を日本から海外にまで広げ、くらしのなかの美の造形としての民具を紹介します。関連イベントも開催されます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-mingunomikata20250226.html

◆気象業務150周年企画展「地球を測る」
会 期:2025年3月25日(火)~6月15日(日)
場 所:国立科学博物館日本館1階 企画展示室、中央ホール
主 催:国立科学博物館
紹介文:1875年に気象業務としての気象‧地震観測が始まりました。自然現象を観測する手法や歴史、蓄積されてきた観測データから地球環境の様子やその変化が明らかになり、防災にも大きく貢献していることを紹介します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-observingearth20250411.html

◆東京農工大学科学博物館企画展「女子蚕糸業教育―学理を学ぶ」
会 期:2024年11月17日(日)〜2025年6月28日(土)
場 所:東京農工大学科学博物館1F 企画展示室内
主 催:東京農工大学科学博物館
紹介文:本展示では女子蚕糸業教育での活用を想定して制作された教科書や、本博物館に残る教材類に焦点を当てます。本学最後の製糸教婦であった小此木エツ子氏のインタビュー動画を展示室内にて放映します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-joshisanshi20250122.html

◆特別展示 FORMOSA―異端の植物学者 早田文藏
会 期:2025年4月24日(木)〜9月5日(金)
場 所:東京大学総合研究博物館
主 催:東京大学総合研究博物館
紹介文:本特別展では、「台湾植物学の父」とも称せられる早田文藏が残した資料を提示しながら、早田の生涯と業績を紹介するとともに、早田の思想が現代の生物学に示唆する意義について考察します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-formosa20250411.html

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【3】公募等

◆公益財団法人松下幸之助記念志財団 研究助成(人文科学・社会科学領域)公募
締 切:2025年5月12日(月)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-matsushitaresearchgrants20250418.html

◆ロッテ財団2026年度「研究者育成助成〈ロッテ重光学術賞〉」「奨励研究助成」公募
締 切:2025年5月23日(金)、6月20日(金)、6月30日(月)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-2026lottegrant20240418.html

◆公益財団法人JFE21世紀財団 2025年度アジア歴史研究助成募集
締 切:2025年6月23日(月)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-jfeasia20250418.html

◆公益財団法人日本証券奨学財団「研究調査助成事業」募集
締 切:2025年6月30日(月)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-jssf20250425.html

◆北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教員の公募(助教)
締 切:2025年5月12日(月)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-src20250319.html

◆福岡大学人文学部東アジア地域言語学科専任教員公募(中国文化論)
締 切:2025年5月16日(金)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-fukuoka20250226.html

◆近畿大学経済学部専任教員(地域経済分野「地域経済学」)教授又は准教授又は講師の公募
締 切:2025年5月29日(木)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-kindaieconomics20250424.html

◆東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 助教の公募(文化人類学および中東[地域研究・近現代史研究])
締 切:2025年5月30日(金) 
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-ilcaa20250425.html

◆鳥取大学国際乾燥地研究教育機構 協創連携部門准教授または助教の公募
締 切:2025年5月31日(土)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-tottoriipdre250312.html

◆近畿大学産業理工学部経営ビジネス学科地域マネジメント分野准教授又は講師又は助教の公募
締 切:2025年6月12日(木)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-kindaihose20250430.html

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【4】出版等

◆インド洋のクレオル民話―セーシェルとレユニオン
書誌情報:小田淳一(訳)・小田賢(絵)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2023年12月
紹介文:インド洋西域島嶼地域で編者が採取した各地域の民話のうち、未刊行のセーシェル・クレオル語による民話(18編)と、レユニオン・クレオル語による民話(5編)を訳出して挿絵を付した。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-indoyouminwa250402.html

◆ザ・フィールドワーク:129人のおどろき・とまどい・よろこびから広がる世界
書誌情報:生態人類学会(編)、京都大学学術出版会、2025年3月
紹介文:環境と人との関わりの最前線から人間社会のあり方を考えている生態人類学者129人が、ふだん学術書や論文では書けない、発見、悲哀、悦楽、恐怖等々、現場(フィールド)の<絶景>について、初めて語ります。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-fieldwork250409.html

◆コロナ下での芸能実践―場とつながりのレジリエンス
書誌情報:吉田ゆか子(編)・増野亜子(編)、春風社、2025年3月
紹介文:ウイルスの存在を前提とする状況はアジア各地の芸能にどのような影響を与え、また芸能実践者たちはいかに応答したのか。その記録と考察を通じ、芸能や芸能する身体についての我々の理解を更新する試み。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-coronaka250418.html

◇過去の情報はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/member-info/publications/

◇情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

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【5】『FIELDPLUS』より

◆バックナンバー紹介
蒐集して展示するだけが博物館のシゴトではありません。

第14号(2015年7月号)
連載企画 フィールドワークって何? 「のこす」
残すことから生まれることを残す――博物館というフィールド --山崎幸治
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/14

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【6】編集後記

ゴールデンウイークはいかがでしたか。4月から今まで、あっという間でしたね。

前号でお伝えしましたように、今年度より、Fieldnetの運営主体が東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所となりました。規約等の変更については「事務局より」をご確認ください。

「世界のフィールドから」に今月も新しい記事が加わっています。キリマンジャロでトルコ語の「舌打ち」って?
https://fieldnet-aa.jp/fromfields/

「イベント情報」は、さまざまな分野から12件、「公募等」には、研究助成4件、教員公募6件の情報をいただいています。「出版等」には、文学・芸術・実践にまつわる3冊の本をご紹介いただきました。ぜひお手に取ってみてください。

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「フィールドワーカーの知と知をつなぐ」をモットーに、Fieldnetではメンバーの皆さんからの、イベント開催や公募、出版にまつわる情報をお待ちしています。情報がアイデアを広げ、フィールドワーカー同士がつながる、そんな場を提供できるよう、今年度も努めていきます。

■各種情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

上のリンクからオンライン・フォームに入り、必要な情報を入力していただきます。そのデータをもとに、1週間程度でウェブページが公開されます。広報にご活用いただければと思います。

新規メンバーも随時募集しています。新たに職場に加わった方や大学院に入った方など、広くお声がけください。

■新規メンバー登録はこちらからどうぞ
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-regist.html

「『FIELDPLUS』より」では博物館に関するエッセイを紹介しました。今話題なのが大阪万博。万博にはどんな役割があるのか。ここでフィールドワークしてみたら何が見える? そんな疑問がむくむくと育っています。10月までに一度足を運んでみたいものです。

緑が眩しく、美しい季節です。窓の外を見たり、お散歩したり、よい初夏をお過ごしください。

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