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フィールドネット便り
No.34 2025/7/1
フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
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目次
【1】事務局より
【2】イベント情報
【3】公募等
【4】出版等
【5】『FIELDPLUS』より
【6】編集後記
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【1】事務局より
◆フィールドネット・ラウンジ企画公募のお知らせ(応募締切:8月3日)
次世代の研究者によるフィールドワークに関連するイベント企画を募集しています。
https://fieldnet-aa.jp/news/post-lounge2025.html
◆世界のフィールドから
フィールドワーカーが世界各地で感じたことを、写真とともに日記風につづっていきます。
https://fieldnet-aa.jp/fromfields/
◆Fieldnet利用規約等改定のお知らせと、異動があった方への登録情報更新のお願い
重要なお知らせとお願いがあります。以下のウェブページをご確認ください。
https://fieldnet-aa.jp/news/fieldnet.html
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【2】イベント情報
◆第261回FASID BBLセミナー「国際学校保健の歴史的変遷と実践・研究の最前線ーSDGs時代の学校保健の可能性と課題」
日 時:2025年7月9日(水)12:30〜14:00
場 所:オンライン
主 催:一般財団法人国際開発機構(FASID)国際開発研究センター
紹介文:国際学校保健の歴史的変遷をたどりながら、日本や海外の開発パートナーの国際協力活動や、学術的研究の最新動向について学ぶセミナーです。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-fasidbbl20250625.html
◆学術フォーラム「急激に変わりゆく地球環境と国際情勢:地球惑星科学の国際連携・国際協調」
日 時:2025年7月12日(土)13:00~17:30
場 所:日本学術会議/オンライン
主 催:日本学術会議、後援:日本地球惑星科学連合
紹介文:国家間の対立が顕在化し、国際協力困難になる現状を踏まえ、今後の連携の維持・深化、日本の果たす役割、次世代への責任など、国際的な学術組織との連携の最新の状況を共有し考える学術フォーラムを開催します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-forum20250613.html
◆メタバース工学部ジュニア講座「都市の水循環を科学する~上水道と下水道のしくみ~」
日 時:2025年7月12日(土)・7月19日(土)
場 所:オンライン他
主 催:東京大学メタバース工学部ジュニア講座
紹介文:この講座では、くらしを支える水の流れを学び、処理の様子を実験で体験します。また、水処理技術や再利用の最新研究を紹介し、未来の水環境を考えます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-toshinomizujunkan20250606.html
◆TUFS Cinemaアラブ映画特集『フェミニスト・インシャッラー:アラブ・フェミニズムの歴史を語る』
日 時:2025年7月14日(月)18:00〜20:30
場 所:東京外国語大学
主 催:東京外国語大学TUFS Cinema
紹介文:アラブ圏で100年以上前から続くジェンダー公正のための闘いの歴史を描くドキュメンタリー映画です。異なる視点や考えが交差する映像と上映後のトークを通して、アラブ・フェミニズムの立体的な理解を目指します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-ufscinema20250618.html
◆TUFS Cinema『土地と海/The Soil & The Sea』
日 時:2025年7月19日(土)14:00〜16:45
場 所:東京外国語大学
主 催:東京外国語大学TUFS Cinema
紹介文:20世紀後半に始まるレバノン内戦を扱うドキュメンタリー映画です。内戦の勃発から50年という節目にあたる本年、この映画を通じて、中東地域における紛争、記憶の継承や喪失について、改めて考えたいと思います。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-ufscinemasoil20250618.html
◆東アジアの婚礼と食
日 時:2025年7月19日(土)13:30~15:00
場 所:国立民族学博物館
主 催:国立民族学博物館
紹介文:日本、中国、韓国などの事例にもとづいて、婚約から結婚までの過程における食べ物の流れと食べ物のとり方を比較することにより、人間が自然の恵みに与える象徴的意味を探り、文化の多様性と人間の心の共通の仕組みを考えます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-eastasia20250423.html
◆第19回日本カンボジア研究会
日 時:2025年7月26日(土)・7月27日(日)
場 所:京都大学東南アジア地域研究研究所/オンライン
主 催:日本カンボジア研究会
紹介文:カンボジアに関わる話題を広く取り上げて議論する機会として、皆さまのご参加をお待ちしています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-cambodianstudies20250618.html
◆国立環境研究所「公開シンポジウム2025 研究者ってどういう仕事?〜環境研究の最前線〜」
日 時:2025年7月26日(土)13:00〜16:30
場 所:つくば国際会議場
主 催:国立環境研究所
紹介文:マイクロプラスチックによる海洋汚染、熱中症、外来種の脅威など、社会的な関心の高い課題に対し、最前線で活躍する国環研の研究者たちが、その実態や研究の舞台裏をわかりやすく紹介します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-niessympo20250618.html
◆連続セミナー(全6回)「反ジェンダー運動とは何か──揺らぐ多様性の時代に考える」
日 時:2025年6月〜10月最終木曜日19:00〜21:00他 ※第2回は7月31日(木)19:00~21:00
場 所:オンライン
主 催:アジア女性資料センター
紹介文:世界で台頭する「反ジェンダー運動」を批判的に検証し、フェミニズムやクィア運動が獲得し鍛え上げてきた「ジェンダー」概念の意義と、現実に生きる人々への影響や対抗策を再考します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-ajwrcseminar20250521.html
◆新しい里山里海の勉強会(オンライン・第11回)
日 時:2025年8月19日(火)18:00~20:00
場 所:オンライン
主 催:京都大学フィールド科学教育研究センター、公益財団法人イオン環境財団
紹介文:これからの時代に里山里海をどう活かしていくのか、私たちの暮らしや生物多様性を含め様々な側面から里山里海を学ぶ会として開催します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-aeonseminar20250620.html
<特別展示・企画展>
◆第4展示室特集展示「明治の神道家-旧幕臣秋山光條とその資料」
会 期:2025年4月22日(火)~7月27日(日)
場 所:国立歴史民俗博物館
主 催:国立歴史民俗博物館
紹介文:幕末には江戸町奉行配下の同心をつとめ、維新後は神官として各地の神社に勤務した国学者・神道家秋山光條が残した資料を展示し、明治維新の前後で大きく変わった旧幕臣の生き方を、その具体的な足跡からたどります。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-meijinoshintouka20250604.html
◆「記憶の継承ラボ」写真展「『戦後』の生活者の思想的営為の記憶とその現在」
会 期:2025年7月28日(月)~7月30日(水)
場 所:大阪大学人間科学研究科本館
主 催:大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター・IMPACTオープンプロジェクト「記憶の継承を祈念するグローバル・ダイアログ」他
紹介文:アジア・太平洋戦争終結80年を迎えた今年、写真展やギャラリートークを通じて、「戦後」の現実と向き合い続けてきた生活者の思想的営為の記憶とその現在について考えます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-kiokunokiesyo20250620.html
◆展示「明治時代の地質図とヘリテージストーン」
会 期:2025年5月7日(水)〜8月29日(金)
場 所:地質図ライブラリー
主 催:産業技術総合研究所地質調査総合センター 地質図ライブラリー
紹介文:2024年7月6日、筑波山塊の花崗岩が国際地質科学連合(IUGS)によりヘリテージストーンに認定されました。これを記念し、地質図や関連書籍、実物展示を通じて、つくば市周辺で見ることのできる花崗岩を調べることができます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-geolis20250606.html
◆特別展示 FORMOSA―異端の植物学者 早田文藏
会 期:2025年4月24日(木)〜9月5日(金)
場 所:東京大学総合研究博物館
主 催:東京大学総合研究博物館
紹介文:本特別展では、「台湾植物学の父」とも称せられる早田文藏が残した資料を提示しながら、早田の生涯と業績を紹介するとともに、早田の思想が現代の生物学に示唆する意義について考察します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-formosa20250411.html
◆特別展「舟と人類―アジア・オセアニアの海の暮らし」
会 期:2025年9月4日(木)~12月9日(火)
場 所:国立民族学博物館
主 催:国立民族学博物館他
紹介文:本特別展では人類史的視点をふまえながら、アジアやオセアニアの海域世界における多様な舟を紹介します。関連イベントも開催されます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-funetojinrui20250627.html
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【3】公募等
◆Evidence-based Linguistics Workshop 2025(9/15,16開催)研究発表募集
締 切:2025年7月6日(日)
紹介文:国立国語研究所プロジェクトEvidence-based Linguistics Workshop 2025での理論言語学・対照言語学・フィールド言語学・コーパス言語学・実験言語学の研究発表を募集します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-elw20250514.html
<研究助成・学術賞>
◆松下幸之助記念志財団 日本人留学助成 松下幸之助国際スカラシップ募集
締 切:2025年7月24日(木)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-matsushitascholarship20250516.html
◆りそなアジア・オセアニア財団(研究助成)
締 切:2025年7月31日(木)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-resona-ao2026.html
◆りそなアジア・オセアニア財団(環境助成)
締 切:2025年8月29日(金)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-resona-environ2026.html
◆旭硝子財団研究助成(研究奨励、サステイナブルな未来への研究助成、ブループラネット地球環境特別研究助成)
締 切:2025年8月29日(金)他
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-asahigarasu20250625.html
◆公益財団法人味の素食の文化センター 食の文化研究助成
締 切:2025年8月31日(日)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-ajinomoto20250623.html
◆第15回三島海雲学術賞(自然科学部門・人文科学部門)候補者募集
締 切:2025年9月30日(火)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-mishimakaiungakujutsu2026.html
◆三島海雲記念財団 学術活動支援公募
締 切:2025年10月31日(金)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-mishimakaiunkatsudo20250625.html
<教員公募>
◆駒澤大学文学部地理学科専任教員公募「気候学・気象学」「交通地理学」
締 切:2025年7月3日(木)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-komazawa20250509.html
◆福岡県立大学地理学講師または准教授公募
締 切:2025年7月14日(月)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-fukuokapu20250611.html
◆国立民族学博物館 教員公募(助教、中国)
締 切:2025年7月14日(月)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-minpaku20250618.html
◆東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 研究機関研究員公募(文化/社会/生態人類学)
締 切:2025年7月30日(水) ※メールエントリー7月18日(金)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-ilcaa20250523.html
◆東京大学東洋文化研究所 新世代アジア研究部門 准教授または専任講師 公募
締 切:2025年7月31日(木)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-touyoubunka20250606.html
◆京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻准教授の公募
締 切:2025年8月20日(水)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-asafas20250521.html
◆桃山学院大学国際教養学部専任教員公募「韓国語」
締 切:2025年8月29日(金)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-momoyama20250611.html
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【4】出版等
◆古生物動物園のつくり方 プロが真面目に飼育施設を考えてみた
書誌情報:土屋健、技術評論社、2023年12月
紹介文:天王寺動物園スタッフと古生物学者がコラボして、あの恐竜を飼育するにはどんな環境がいいのかを徹底的に考えました。プロが真面目に「ふざける」と面白い! ちょっとスリルのある保全に真剣な古生物動物園の開園です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-koseibutsudoubutsuen250606.html
◆「微重力思考」のすすめ
書誌情報:中山俊秀・藤原武男、大修館書店、2025年3月
紹介文:本書は、新型コロナウイルス感染症対策をケーススタディに、異分野の専門家が専門の壁を越えた対話と解決策の共創を目指して重ねた実践的共同研究活動から生み出された対話法の提案です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-bijuuryokushikou250625.html
◇過去の情報はこちらから
https://fieldnet-aa.jp/member-info/publications/
◇情報のご提供はこちらから
https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html
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【5】『FIELDPLUS』より
◆バックナンバー紹介
カンカン照りのお日さまがうらめしい? ならば、こちらの記事をどうぞ。
第26号(2021年7月号)
巻頭特集 言語地図からアジアの言語を探る
アジア言語地図の「太陽」と日本語方言学 --福嶋秩子
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/26
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【6】編集後記
毎日暑い日が続きますね。
フィールドネット・ラウンジの公募が8月3日までとなっています。次世代の研究者の方々にFieldnetを活用しつつ、ワークショップやシンポジウムを企画してもらおうという企画です。開催経費の一部助成もあります。応募をお待ちしています。
今月も「世界のフィールドから」の新しい記事をどうぞ。自分の周囲のことにあらためて気づくのも、フィールドワークの醍醐味ですね。
https://fieldnet-aa.jp/fromfields/
再度のお知らせです。今年度より、Fieldnetの運営主体が東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所になりました。規約等の変更については「事務局より」をご確認ください。
「イベント情報」は、さまざまな分野から15件、「公募等」には、研究発表募集1件、研究助成・学術賞7件、公募等7件の情報をいただいています。「出版等」には、研究の醍醐味にあふれた2冊の本をご紹介いただきました。ぜひお手に取ってください。
■各種情報のご提供はこちらから
https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html
■新規メンバー登録はこちらからどうぞ
https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-regist.html
「『FIELDPLUS』より」では「太陽」の方言地図をご紹介しています。これを読むと涼しくなるか、余計に暑くなるか、ぜひお試しください。
8月はフィールドネット便りは休刊となります。次は9月初旬の発行を予定しています。ウェブサイトの更新は続きますので、情報がある方はぜひお知らせください。
それではみなさん、よい夏をお過ごしくださいませ。
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