過去のメールマガジン Newsletter

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
フィールドネット便り
No.8 2022/12/1

フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

目次
【1】イベント情報
【2】フィールドネット・ラウンジ
【3】公募等
【4】出版等
【5】『FIELDPLUS』より
【6】編集後記

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【1】イベント情報

◆<講演&コンサート>レベティコ――東と西のはざまで
日 時:2022年12月8日(木)18:15~21:00
場 所:東洋大学・井上円了ホール(5号館・地下2階)
主 催:人間文化研究機構グローバル地域研究推進事業・グローバル地中海地域研究プロジェクト・東洋大学アジア文化研究所拠点
紹介文:独立戦争から、20世紀初めの希土戦争、住民交換、第二次大戦、内戦まで、近代国家ギリシアが、「東」と「西」のはざまで揺れながら歩んできた激動の歴史を、色濃く反映した音楽がレベティコである。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-rebetiko20221116.html

◆<写真展>マイノリティとして生きる――アメリカのムスリムとアイデンティティ
日 時:2022年11月18日(金)~12月15日(木)
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
主 催:科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
紹介文:2001年の9.11以後のアメリカで暮らすムスリムの日常を撮り続けてきた写真家リック・ロカモラ氏の写真を展示します。12月4日にはロカモラ氏を迎えての記念セミナーもあります。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-minority20221019.html

◆人・モノ・自然プロジェクト キックオフシンポジウム
日 時:2022年12月22日(木)13:00~17:00
場 所:総合地球環境学研究所 講演室/オンライン
主 催:人間文化研究機構 人・モノ・自然プロジェクト、総合地球環境学研究所 研究基盤国際センター 計測・分析室
紹介文:本シンポジウムでは、人類と自然環境との時空間的に多岐にわたる相互作用や、物質文化から見た現代の地球環境問題について様々な分野の参加者の皆さまと一緒に議論していきたいと思います。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-hitomono20221116.html

◆地震史料シンポジウムII「災害史料が拓く歴史学の新たな方法」
日 時:2022年12月23日(金)13:00~17:30
場 所:オンライン
主 催:東京大学地震火山史料連携研究機構
共 催:東京大学史料編纂所、東京大学地震研究所、地震・火山噴火予知研究協議会史料・考古部会
紹介文:本シンポジウムでは、地誌や年代記など、これまで評価の定まっていなかった史料や外国語史料・金石文史料を災害史料として活用する試みを取り上げ、災害研究における歴史学の新たな方法について意見交換します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-jishinshiryo20221116.html

-----------------------------------------------------
【2】フィールドネット・ラウンジ
フィールドネット・ラウンジは、次世代の研究者が企画する研究集会で、毎年度メンバーに対して公募されます。

◆躍動する南アジアのポピュラー音楽文化の諸相
日 時:2022年12月11日(日)13:00~17:00
場 所:オンライン開催〈要参加登録〉
紹介文:多民族・多宗教・多文化が混在する南アジアでは、多様な音楽文化が生まれ、共同体をつなぐ絆となり、権力への抵抗運動を成し、言葉にできない心情を表現した。今回は、そのうちポピュラー音楽文化の諸相について議論を深める。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/lounge/20221211.html

◆フィールドワークってなんだ?:異分野方法論談議(霊長類学・言語学・歴史学・人類学)
日 時:2023年1月9日(月・祝)13:00~16:00
場 所:オンライン開催〈要参加登録〉
紹介文:本ラウンジでは、四つの分野(霊長類学、言語学、歴史学、人類学)の研究者が自分のフィールドワークについて紹介後に談議し、相互理解をすすめ、異分野協働の足掛かりをつくることを目的としています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/lounge/20230109.html

-----------------------------------------------------
【3】公募等

◆京都大学防災研究所・教員の募集
締 切:2022年12月16日(月)他
紹介文:京都大学防災研究所では、流砂災害研究領域、沿岸域土砂環境研究領域、社会・生態環境研究領域、宇宙測地研究領域、山地災害環境研究分野、暴風雨・気象環境研究分野、地域水環境システム研究領域の教員を公募しています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-bosai20221120.html

◆公益財団法人水産無脊椎動物研究所 個別研究助成および育成研究助成課題募集
締 切:2023年1月7日(土)
紹介文:水棲の無脊椎動物の研究を担う次世代の研究者への支援や、研究者を目指す学生の育成を目的とする研究助成の募集が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-rimi20221019-1.html

-----------------------------------------------------
【4】出版等

◆環境問題を〈見える化〉する 映像・対話・協創
書誌情報:近藤康久,ハイン・マレー(編著),昭和堂,2022年3月
紹介文:地球研の研究者たちが環境問題の根源にある人と自然の関わり合いを〈見える化〉するために実践してきた取り組みをまとめた一冊。華麗な成功物語ではなく、その陰にある〈とまどい〉や教訓を読者と共有したい。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-kankyomondai-20221130.html

◆台湾で日本人を祀るー鬼(クイ)から神(シン)への現代人類学
書誌情報:三尾裕子(編著),慶應義塾大学出版会,2022年3月
紹介文:本書では、台湾で植民統治者であった日本人を神(日本神)として祀る信仰を、ローカルな宗教的文脈で読み解き、また、これらが植民地経験の記憶の媒体、観光化・消費文化の媒体となっていることを明らかにしている。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-taiwannihonjin-20221130.html

◆マイノリティとして生きる――アメリカのムスリムとアイデンティティ
書誌情報:リック・ロカモラ(写真・文),高橋圭・後藤絵美(監修・編著),東京外国語大学出版会,2022年11月
紹介文:9.11以降、アメリカのムスリムを撮り続けてきた記録写真家の作品と、アメリカやムスリム、マイノリティやアイデンティティに関する小文を収めた写真集。人々が日々「生きる」とはどういうことかと問いかけます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-minority20221118.html

◇過去の情報はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/member-info/publications/

◇情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

-----------------------------------------------------
【5】『FIELDPLUS』より

◆バックナンバー紹介
いよいよ12月。本格的な寒さを前に、氷点下での調査をご紹介します。機械が壊れても、とんでもない荒天でも、結局は「楽しい」という著者の文章は、フィールドワークの醍醐味とは何だったのかを思い出させてくれます。

第6号 フィールドワークって何?「掘る」
的場澄人「氷河を掘って過去の地球を知る」
詳 細:http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/6

-----------------------------------------------------
【6】編集後記

師走に入り、ますます忙しいという方も多いかと思います。一方で年末年始の休暇や「春休み」への希望も見えてくる時期ですね。

今回は、コンサートや写真展など、耳や目にも楽しいイベントのご紹介があります。その意味で、「南アジアのポピュラー音楽文化」を扱ったフィールドネット・ラウンジ(12月11日開催)も楽しみです。

出版等のコーナーでは、人が生きる中で、自然や、神や、他者との関りを、いかに持ってきたのかという問いを扱った3冊が紹介されています。ぜひ、ご一読ください。

フィールドネット便りですが、2023年1月は休刊となり、次回は2月初旬のお届けになります。少し気が早いですが、よい年末年始をお迎えください。

■各種情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

■新規メンバー登録はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-regist.html

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++