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フィールドネット便り
No.25 2024/9/3

フィールドワーカーの知と知をつなぐ
Fieldnet からの情報をお届けします
Website:https://fieldnet-aa.jp/
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目次
【1】事務局より
【2】イベント情報
【3】公募等
【4】出版等
【5】『FIELDPLUS』より
【6】編集後記

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【1】事務局より

◆2024年度フィールドネット・ラウンジ企画の追加募集
Fieldnetをご活用いただく場として設けました若手による研究イベントのフィールドネット・ラウンジ企画を追加募集します。ふるってご応募ください。
締 切:2024年9月27日(金)
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/news/post-lounge2024-2.html

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【2】イベント情報

◆「ドローン測量で描く岡山の古墳」第37回RIDCマンスリー研究セミナー
日 時:2024年9月18日(水)12:00〜13:00
場 所:オンライン
主 催:岡山大学文明動態学研究所
紹介文:ドローンを用いたレーザ測量は、古墳本体だけでなく、周辺地形も含めた広範囲を一度に測量できるという大きな利点がある。これまで測量を通じて作成した図面を示しながら、岡山県内の豊かな古墳のすがたを描く。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-ridcseminar20240828.html

◆Evidence-based Linguistics Workshop 2024
日 時:2024年9月21日(土)10:00~16:30
場 所:国立国語研究所講堂、多目的室
共 催:国立国語研究所基幹型プロジェクト 「実証的な理論・対照言語学の推進」、神戸大学人文科学研究科
紹介文:本ワークショップは、研究成果を公開形式で報告するとともに、研究発表を一般公募することによって、理論言語学・対照言語学・フィールド言語学・コーパス言語学・実験言語学の開かれた交流の場を提供するものです。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-elw20240724.html

◆第142回京都大学丸の内セミナー「ボルネオ島でテングザル研究:フィールド研究の魅力と可能性」
日 時:2024年10月4日(金)18:00〜19:30
場 所:京都大学東京オフィス/オンライン
主 催:京都大学研究連携基盤
紹介文:第142回 京都大学丸の内セミナー「ボルネオ島でテングザル研究:フィールド研究の魅力と可能性」を京都大学東京オフィスとオンラインで開催します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-kurcalecuture20240807.html

◆佐渡演習林 公開林間実習
日 時:2024年10月26日(土)9:00〜15:00
場 所:新潟大学佐渡自然共生科学センター 演習林(佐渡市)
主 催:新潟大学、新潟大学佐渡自然共生科学センター演習林
紹介文:佐渡演習林においてスギ天然林や林内に生息する動物(ネズミ・昆虫類)の観察を通じて森林生態系のメカニズムを学びます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-sadoensyurin20240731.html

◆名古屋大学博物館第32回特別展 飛騨の自然――石と植物と人と
会 期:2024年6月4日(火)~2024年10月19日(土)
場 所:名古屋大学博物館展示室
主 催:名古屋大学博物館
紹介文:本展覧会では、飛騨の特有な自然環境や人々の暮らしなどについて(1)飛騨のあしもと、(2)飛騨の植物、(3)飛騨に生きる――資源、(4)飛騨に生きる――防災・減災、(5)飛騨山脈ジオパーク構想の5つのコーナーを設け紹介します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-nagoyaexhibitions20240515.html

◆特別展示『海の人類史-–パイオニアたちの100万年』
会 期:2024年7月5日(金)~2024年10月6日(日)
場 所:JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク2階「GREY CUBE(フォーラム)」
主 催:東京大学総合研究博物館
紹介文:人類の海に対する100万年の挑戦史――先史時代の挑戦から現代のチャレンジまで――を展示しています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-humanhistoryocean20240722.html

◆みんぱく創設50周年記念特別展「吟遊詩人の世界」
会 期:2024年9月19日(木)~12月10日(火)
場 所:国立民族学博物館 特別展示館
主 催:国立民族学博物館
紹介文:吟遊詩人のパフォーマンスやそれらを成りたたせる物質文化を紹介するとともに、彼ら、彼女たちをはぐくんできた地域の人びとの息吹を伝えます。フィールドの吟遊詩人の諸相と地域社会を紹介する関連イベントも開催されます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-poetsingers20240821.html

◆佐渡自然共生科学センター臨海実験所 公開臨海実習:「佐渡・発生/行動学コース」(学生対象)
期 間:2025年3月3日(月)~2025年3月7日(金)4泊5日
場 所:新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所
主 催:新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所
紹介文:本実習では、バフンウニを用いて人工受精と胚発生の観察を行い、後生動物の発生機構について学修し、各種薬剤処理実験により、発生におけるシグナル伝達の仕組みと薬剤による環境かく乱の発生への影響を考察する。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-sadokoukairinkaijissyuu20240725.html

◆みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう
開 催:2024年9月22日(日)、9月29日(日)、10月6日(日)、10月20日(日)、10月27日(日)ほか 14:30~ (30~60分)
場 所:国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)、特別展示館など
主 催:国立民族学博物館
紹介文:みんぱくの研究者が「みんぱくの展示資料」「調査している地域(国)の最新情報」「現在取り組んでいる研究」など多彩な話題をわかりやすくお話します。テーマ等詳細は以下をご覧ください。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-minpakuweekend20240821.html

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【3】公募等

◆信州大学農学部教員公募(農業経済学准教授1名)
締 切:2024年9月20日(金)
紹介文:農学生命科学科食料生産システム科学コースおよび大学院総合理工学研究科農学専攻生物資源科学分野の准教授の候補者を募集します。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-shinsyuu20240822.html

◆武蔵野大学教養教育部会 専任教員公募(外国語(英語)科目他担当)
締 切:2024年9月26日(木)
紹介文:言語学、文学一般、史学一般、地域研究を専門とする教授、准教授または講師の公募が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-musashino20240828.html

◆三重大学人文学部教員公募(英語学・言語学(音声学・音韻論)担当の准教授または講師1名)
締 切:2024年9月30日(月)
紹介文:多様な人材の積極的な応募を歓迎します。採用に際しては従来より男女共同参画基本法に則って、能力や業績に基づいて公平に審査を行ってきましたが、さらに女性研究者の積極的な応募を望んでいます。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-miejinbungaku20240828.html

◆第14回三島海雲学術賞(自然科学部門・人文科学部門)候補者募集
締 切:2024年9月30日(月)
紹介文:食の科学に関する研究とアジアに関する人文社会科学諸分野の研究について、創造性に富み、とりわけ優れた研究能力を有する若手研究者(45歳未満)を顕彰し、その研究の発展を支援することを目的としています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-mishimakaiungakujutsu2025.html

◆公益財団法人鹿島学術振興財団 一般研究助成
締 切:2024年10月31日(木)
紹介文:工学を含む自然科学、人文・社会科学、学際融合的な分野・領域等を対象とする研究費の助成募集が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-Kajimaresearchgrants20240717.html

◆公益財団法人鹿島学術振興財団 研究者海外派遣(短期・長期)
締 切:2024年10月31日(木)
紹介文:対象の研究分野は工学を含む自然科学、人文・社会科学、学際融合的な分野・領域等です。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-Kajimaexsupport20240717.html

◆公益財団法人INPEX教育交流財団2025年度奨学生募集
締 切:2024年10月31日(木)
紹介文:インドネシア、オーストラリアまたはUAE各国にて留学および調査研究を行う日本人に対する奨学金の募集が出ています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-inpex20240724.html

◆公益財団法人大下財団2025年度研究助成募集
締 切:2024年12月31日(火)
紹介文:「感染症媒介動物及び外来動物」と「生物機能の産業利用・工業化」を対象とした研究助成のお知らせがでています。幅広い分野の研究を対象とし、学術的、社会的な貢献の期待される課題の応募が期待されています。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/call-osimofoundation2025.html

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【4】出版等

◆ネパール大震災の民族誌――共同性と市民性が交わる場で災害に対応する
書誌情報:伊東さなえ、ナカニシヤ出版、2024年5月
紹介文:2015年、巨大な被害を出したネパール大地震。復興へと動く被災者・地域をつなげたものは? 災害と地域の関係性から復興活動を探究。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-nepalearthquake240703.html

◆人はみなフィールドワーカーである――人文学のフィールドワークのすすめ
書誌情報:西井凉子、東京外国語大学出版会、2014年6月
紹介文:歴史学・言語学・人類学の執筆者がフィールドとの関わりを語る一冊です。10年前の刊行ですが「フィールドに入る」、「フィールドワークを支えるもの」、「過去をフィールドワークする」3部構成で、参考になります。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-hitohaminafiedworker240724.html

◆辺境からコロンビアを見る――可視性と周縁性の相克
書誌情報:幡谷則子・千代勇一、上智大学出版、2024年8月
紹介文:「辺境」とそこに生きる人々の営みからコロンビア社会の歴史(なりたち)と現在(いま)に迫る。コロンビアの経験から、日本や国際社会が抱える社会問題、社会的排除への取組みを考える一助となる啓蒙書。
詳 細:https://fieldnet-aa.jp/member-info/book-henkyoukara240731.html

◇過去の情報はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/member-info/publications/

◇情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

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【5】『FIELDPLUS』より

◆バックナンバー紹介
フィールドワークに行く前、フィールドワークから帰るとき、お土産をどうするかを考えるのは楽しみでもあり、悩みの種でもありますよね。トルコ人の友人に「(日本の)骨董屋でよく見かけた本を読む少年の像が気になる」と言われた著者はその後…

第19号(2018年1月号)フィールドワーカーのおみやげ 高松洋一
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/19

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【6】編集後記

9月になりました。夏休みはフィールドに出たり、自分の時間を持ったりできるというワクワク感がある一方、酷暑と自然災害が続き、気の休まらない日々だったという方も少なくないかもしれません。
地震や台風、大雨で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

フィールドネット・ラウンジ企画の追加募集が始まっています。締切は9月27日です。若手研究者の皆さんのクリエイティブで楽しい企画をお待ちしています。

【2】「イベント情報」はさまざまな分野から9件、【3】「公募等」は研究助成や教員・研究員公募を中心に8件の情報をいただいています。【4】「出版等」には、魅力的な3冊の本をご紹介いただきました。
今後も情報提供をお待ちしています。

■各種情報のご提供はこちらから
 https://fieldnet-aa.jp/contacts/member-request.html

【5】で取り上げたフィールドワーク先へのお土産ですが、私はこの夏、エジプトに「携帯用扇風機」を持って行きました。十代の子どもたち用にと思ったのですが、友人であるお母さん世代が「こういうものがほしかった」と大喜びしてくれました。

フィールドネットでは、今後も、フィールドワークに関連する情報をお届けします。次回は10月1日の配信を予定しています。

それではよい新学期をお迎えください。

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