2016年1月 9日

ロシア・中国におけるムスリム・マイノリティと国家:20世紀政治変動期における多文化共生の実践とその課題

2016年1月9日(土)フィールドネット・ラウンジ企画
「ロシア・中国におけるムスリム・マイノリティと国家:20世紀政治変動期における多文化共生の実践とその課題」

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日時 2016年1月9日(土)13時00分~19時00分
場所 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階マルチメディアセミナー室(306)
[アクセス http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access 
主催 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
共催 ●イスラーム地域研究・若手研究者の会
●中国ムスリム研究会
●科学研究費補助金若手研究(B)「19世紀後半ロシア帝国統治下ムスリム社会の家族社会史的研究」(研究代表者:磯貝真澄、課題番号:24720327)
報告書 報告書(PDF)

タイムテーブル

13:00-13:10
開会の辞・挨拶  太田 信宏(東京外国語大学AA研)
趣旨説明  長沼 秀幸(東京大学大学院)

セッションI  【ソ連・ロシアとその周縁】

司会:海野 典子(東京大学大学院)

13:10-13:40 磯貝 真澄(京都外国語大学)
「ソ連初期ヴォルガ・ウラル地域におけるウラマー、ムスリム・コムニスト、東洋学者」

13:40-14:10 桜間 瑛(日本学術振興会特別研究員)
「異民族同化の先兵か、啓蒙の聖人か?

 ―現在の非ロシア人から見るN.イリミンスキーの宣教活動への評価と民族意識」

14:10-14:40 松前 もゆる(盛岡大学)
「体制転換後のブルガリアにおけるマイノリティ政策とムスリムの生活戦略

―イスラーム、ナショナリズム、トランスナショナリズム」

14:40-15:10 野田 仁(早稲田大学)
「ムスリムか遊牧民か?―清末のカザフ遊牧民統治」

15:10-15:30 休憩

セッションⅡ 【中華民国・中華人民共和国とその周縁】

司会:矢久保 典良(慶應義塾大学大学院)

15:30-16:00 中西 竜也(京都大学)
「日中戦争期中国ムスリムとウンマ」

16:00-16:30 小野 亮介(慶應義塾大学大学院)
「匪賊、闖入者、エージェント候補としての新疆カザフ難民―中国、インド、アメリカの視点から」

16:30-17:00 澤井 充生(首都大学東京)
「「愛国愛教」を叫ぶムスリムたち―現代中国の宗教政策と清真寺の自律性」

17:00-17:20 休憩

セッションⅢ 【総合部会】

司会:長沼 秀幸

17:20-18:00 コメント
吉澤 誠一郎(東京大学)、鶴見 太郎(埼玉大学)

18:00-18:50 質疑応答、総合討論

18:50-19:00 総括コメント、閉会の辞: 長沼 秀幸