2021年1月29日

環境保全活動をどう携えるか―多様化するアクターとの協働に向けて―

2021年1月29日(金)
フィールドネット・ラウンジ「環境保全活動をどう携えるか―多様化するアクターとの協働に向けて―」

→ 終了しました

日時 2021年1月29日(金)13:00~17:50(16:40から関係者のみのクローズドセッション)
開催 オンライン(Zoom)
共催 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
一般社団法人WiLCoLa
NPO法人WILDLIFE PROMISING
※要事前登録※ 参加無料
こちらから参加登録をお願いいたします。
登録締め切り:1月27日(水)※締切延長しました。
参加登録いただいた方にZoom情報をお送りいたします。
報告書 報告書(PDF)

【プログラム】

13:00-13:20 オープニング:
趣旨説明
鈴木愛(東京都立大学都市環境科学研究科、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、一般社団法人WiLCoLa 代表理事)
モハマド・アブドゥル・アジズ(ジャハンギナガル大学動物学部、バングラデシュ(通訳:鈴木愛))

Part1: 実践者がフィールドから考える「保全」

13:20-13:35 企業における環境保全の流れ(課題点)と将来
飯沼佐代子(一般財団法人地球・人間環境フォーラム)
13:35-13:50 国際NGOが考える環境保全
千葉暁子(ピースウィンズ・ジャパン)
13:50-14:05 環境教育関係者が教育・教材に求めるもの
大森享(元北海道教育大学教授)
14:05-14:20 質疑応答
14:20-14:30 休憩

Part2: 研究者がフィールドから考える「保全」

14:30-14:45 人類学フィールド(インド)から見た「保全」
松岡佐知(国立民族学博物館、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
14:45-15:00 保全生態学フィールド(ケニア)から見た「保全」
山根裕美(京都大学アフリカ地域研究資料センター、東京都立大学都市環境科学研究科、NPO法人WILDLIFE PROMISING)
15:00-15:15 生態学フィールド(インド)から見た「保全」
澤栗秀太(京都大学野生動物研究センター)
15:15-15:30 質疑応答
15:30-15:40 休憩
15:40-15:55 総括1: 山越言(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
15:55-16:10 総括2: 沼田真也(東京都立大学都市環境科学研究科)
16:10-16:25 全体討論

Part3: これからの生物多様性保全の動向、協働のありかた【関係者のみのクローズドセッション】

16:40-17:00 国際機関の視点から見た生物多様性保全の流れ(課題点)と将来
中田博(JICA)
17:00-17:45 総合討論 「保全」の協働に向けたアクターの分担と可能性
17:45-17:50 クロージング

【問い合わせ先】

山根裕美(企画責任者) E-MAIL: madoadoaproject[at]gmail.com *[at]を@に変更して送信ください。

【趣旨】

企業、国際機関、NGO・NPO関係者、環境活動に関わる助成機関、研究者といったアクターが考える「環境保全活動」について、どの様に携え、どの様な成果を想定し、どのようにして、そのゴールに向かって解決していこうと考えているかについて意見を出し合い討論する。さらにアジア・アフリカの現地における地域住民が考える「保全」について、ミャンマーとバングラデシュの現状を提示する場を設ける。それぞれの立場における思惑、それぞれの活動を知ることから始まり、「保全」活動について議論を深め、それぞれに欠けている情報を補い合い、ファンドレイジングを含む実施可能性の検討、協働関係の構築と役割分担、さらには新しい戦略の提言を目指すものである。