2027年2月 6日

「探る」—環境を読み解く実践からナヴィゲーションを問い直す

日時

2027年2月6日(土)13:00-17:00
場所

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階 マルチメディア会議室(304)
Access

参加方法

要事前登録
こちらのフォームからご登録ください。
締め切り:2027年2月5日(金)23:59
※参加無料

使用言語 日本語
共催 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所;東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ

概要

「探る」という行為は、人類にとって普遍的な営みのひとつである。本シンポジウムでは、都市や森林、海のような環境における「探る」実践の諸事例の検討を通じて、人びとがいかに周辺環境を読もうとしているか明らかにすることを目的とする。移動やナヴィゲーションの研究では、目的地への到達や、多数の情報の中から特定の情報を探し出し、方向や「道」を見出す行為が注目されてきた。このように利用可能な情報や手がかりを「探る」実践を通した周辺世界の捉えかたもまた、広義のナヴィゲーションといえよう。こうした実践は、多様な自然環境に適応するための生態知として注目されてきたが、当然ながら都市や街でもおこなわれている。それはまた、流動的な環境のなかで、生業や娯楽など異なる目的に基づき、ときに機械や道具が媒介して、日々営まれてきた。本企画はこのような背景に着目しながら、日本やインドネシア、スペイン、ドイツをフィールドとする研究者が経験し観察してきた事例から議論を立ち上げる。必ずしも固定的な目的地を設定しない実践のなかで、人々がいかに周辺環境と対峙しているのかという視点からナヴィゲーションのありかたを問い直そうとする。

プログラム

13:00-13:10

中野真備(甲南女子大学)趣旨説明

13:10-13:40

関根史裕(現代民俗学会)
「キノコ採り名人Aの発生予測—道の選択に関わる知識と技能」

13:40-14:10

阿部廣二(青山学院大学)
「虫屋の採集技法:「野生のナヴィゲーション」としての昆虫採集」

14:10-14:20 休憩
14:20-14:50

田平廉太朗(福岡大学大学院人文科学研究科 博士後期課程)
「動くか待つか:ドイツの「待つ釣り」から「探る」を考える」

14:50-15:20

中野真備(甲南女子大学)
「読み替えられる海:「新参者」のナヴィゲーションにみる空間の探りかた」

15:20-15:50

鍵谷開(京都大学大学院人間・環境学研究科 博士後期課程)
「ストリートナヴィゲーション:スケーターという都市型狩猟採集民族」

15:50-16:00 休憩
16:00-16:20 古川不可知(九州大学)コメント
16:20-16:55 総合討論
16:55-17:00 閉会の挨拶

問い合わせ先

中野真備(企画責任者)  maknaknet1[at]me.com  * [at]を@に変更してご送信ください。