2027年2月20日

東アジアの文脈から「宗教」を問い直す――物質・身体・感覚

日時 2027年2月20日(土)13:00-17:00
場所

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階 マルチメディア会議室(304)
Access

参加方法

要事前登録
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締め切り:2027年2月17日(水)
※参加無料

使用言語 日本語
共催 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所;東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ
後援 人間文化研究機構グローバル地域研究推進事業「海域アジア・オセアニア研究プロジェクト」東京都立大学拠点

概要

本シンポジウムでは、日本・中国大陸・台湾の事例を取り上げ、宗教実践の現場において、人々がいかに目に見えない超越的存在を感じ取り、それと交渉し、意味づけているのかを、東アジアの文脈から明らかにすることを目的とする。そこで注目するのは、教義や信仰を中心とした宗教実践ではなく、物質や身体感覚、雰囲気、さらには人々の予想を超えて生じる偶然的な出来事を媒介として生成される宗教経験である。日本・中国大陸・台湾で長期的なフィールドワークを行ってきた研究者が、それぞれの民族誌的事例を提示し、こうした宗教経験が具体的な実践のなかでいかに立ち現れるのかを検討する。これらの事例を比較することで、人間を信仰の主体とみなす前提や、精神と物質を二元論的に捉える西洋的な宗教理解を問い直す。さらに、物質・感覚・環境・出来事と人間との関係から宗教経験を捉え直すことによって、東アジアを単なる地域的事例としてではなく、宗教概念そのものを再構築するための理論生成の場として位置づけることを目指す。

プログラム

13:00-13:10 ケイ光大(人間文化研究機構)「趣旨説明」
13:10-13:40

田井みのり(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所)
「物質と非物質のあわいに立ち現れる死者との経験――現代日本の葬儀空間と音に着目して」

13:40-14:10

郝雅楠(東京都立大学)
「感覚を通じてつくられる宗教的雰囲気――北京市H道観における七夕法会の事例から」

14:10-14:40

東野隆弘(慶應義塾大学)
「『山に呼ばれる』――日本の霊山の事例より」

14:40-14:50 休憩
14:50-15:20

ケイ光大(人間文化研究機構)
「『陰陽両立』をなす功徳――現代台湾の仏教葬儀における物質と精神の連続性」

15:20-15:50

奈良雅史(国立民族学博物館)
「動くモノに生起する聖性――イスラーム用品のバラカと現代中国における回族による宗教実践の余地」

15:50-16:00 休憩
16:00-16:25

橋本栄莉(立教大学)
コメント:「「不在する」ものはいかに現れるのか――東アジアとアフリカから宗教経験を考える」

16:25-16:55 総合討論
16:55-17:00 閉会の挨拶

問い合わせ先

ケイ光大(企画責任者)  keisuis1017[at]gmail.com  * [at]を@に変更してご送信ください。