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巣ごもり読書会「Understanding Muslim Chaplaincy」
形式 | セミナー |
紹介文 | Chaplaincy(チャプレンシー)とは、キリスト教の牧師を指すchaplainから来た語ですが、近年は宗教の種類を問わず、病院、刑務所、軍、学校等において、宗教的なケアやアドバイスをおこなう実践を指す言葉として使われています。今回の巣ごもり読書会では『Understanding Muslim Chaplaincy』の紹介と、同書をきっかけとした議論を通して、宗教的ケア・アドバイスにまつわる政治的状況や、ムスリムがマイノリティとして生活する社会における権利擁護の問題などを考えていきます。(後藤絵美) |
開催日 | 2022/01/09(水)17:00-18:00 |
場所 | オンライン |
主催・共催等 | 科研費基盤研究(A) イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢 栄治) |
プログラム | 語り手 細谷 幸子(国際医療福祉大学)、葛西 賢太(上智大学) 17:00~17:10 趣旨説明・「チャプレン」について 17:10~17:45 書籍紹介 17:45~18:00 参加者との意見交換 |
概要・趣旨 | Chaplaincyチャプレンシーとは、キリスト教の牧師を指すchaplainから来た語ですが、近年は宗教の種類を問わず、病院、刑務所、軍、学校等において、宗教的なケアやアドバイスをおこなう実践を指す言葉として使われています。今回紹介する書籍では、イギリスにおけるムスリムを対象とした宗教的ケア・アドバイスに関して、実践者の活動の場や人材育成、それぞれの取り組みから見えてくる政治的な状況が記述され、考察されています。 日本において、ムスリムに対する宗教的ケアや宗教的配慮が議論される場合、食事や薬品のハラール対応や礼拝場の設置、男女間接触回避の対応、女性のベールの着用などが注目されがちです。しかし、ムスリム・チャプレンシーの活動を知ると、それがより広範囲な社会生活に関連した相談・支援活動、そしてムスリムがマイノリティとして生活する社会における権利擁護とも結びつく状況が見えてきます。今回の巣ごもり読書会では、日本やその他の国での取り組み等についても情報交換ができたらと考えています。課題図書:Sophie Gilliat-Ray, Mansur Ali and Stephen Pattison, Understanding Muslim Chaplaincy (AHRC/ESRC Religion and Society Series), 2016, Routledge. (First published by Ashgate Publishing in 2013) |
申し込み方法 締め切り |
ご参加希望の方は登録フォーム( https://forms.gle/XRGt5eqKUTxFjH9Z6 )またはポスター内のQRコードより必ず前日(1月8日)までにお申し込みください。 参加用URLはご登録いただいたメールアドレスに当日正午までにお送りします。 |
参加費 | 不要 |
言語 | 日本語 |
連絡先 | office[a]islam-gender.jp ([a]を@に変えてお送りください) |
URL | http://islam-gender.jp/news/344.html |
その他 |
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