企画展 発見!日本の生物多様性 ~標本から読み解く、未来への光~
日本列島は、豊富な固有種をはじめとする特徴的な生物相が見られる地域です。一方で、現在では多くの種が絶滅の一歩手前の危機的状況にあり、中には既に絶滅してしまった種も存在します。標本などのコレクションが、日本の生物多様性の変遷と現状の把握、さらには実際の種の保全に対してどのように貢献しているのか、貴重な標本や関連資料の展示の中から「発見」していただくことを目指した企画展です。
日本列島は、豊富な固有種をはじめとする特徴的な生物相が見られる地域です。一方で、現在では多くの種が絶滅の一歩手前の危機的状況にあり、中には既に絶滅してしまった種も存在します。標本などのコレクションが、日本の生物多様性の変遷と現状の把握、さらには実際の種の保全に対してどのように貢献しているのか、貴重な標本や関連資料の展示の中から「発見」していただくことを目指した企画展です。
静岡県立大学国際関係学部では、「フィールド調査による地域社会研究」の助教(任期なし)を募集しています。*関係者からの了解を得て、本公募情報を掲載しています(Fieldnet事務局)。
国立民族学博物館製作のオリジナルDVD「みんぱく映像民族誌」シリーズに収録された作品を上映し、監修者によるトークもおこないます。
Chaplaincyチャプレンシーとは、キリスト教の牧師を指すchaplainから来た語ですが、近年は宗教の種類を問わず、病院、刑務所、軍、学校等において、宗教的なケアやアドバイスをおこなう実践を指す言葉として使われています。今回紹介する書籍では、イギリスにおけるムスリムを対象とした宗教的ケア・アドバイスに関して、実践者の活動の場や人材育成、それぞれの取り組みから見えてくる政治的な状況が記述され、考察されています。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の客員教授であるBalukh博士が中心となりインドネシア東南端の島、ロテ島で話されている言語ロレ語の概略を紹介します。
文部科学省科学研究費・学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」の研究班A03「移民・難民とコミュニティ形成」班とB01「イスラーム共同体の理念と国家体系」班は東洋大学アジア文化研究所客員研究員の沼田彩誉子さんをお招きし、ワークショップ「移民経験と語り」を開催いたします」
本書は海外体験学習やボランティア活動、調査実習などを含むプロジェクト型学習に関わっている人類学者たちによるフィールド教育論です。「フィールドワーク教育」ではなく、「フィールド教育」としているのには理由があります。一般的にフィールドワーク教育といえば、フィールドワークという調査手法を教え育むことを意味します。しかし、本書の対象は、これではありません。本書が試みるのは、従来のプロジェクト型学習(PBL)に、フィールドでの多様な体験を通じて参加する学生の自己変容を促す、学びのデザインを付加させていくことです。 フィールド教育の目的とは、「〈なじみ〉の切断」(人類学者・佐藤和久の言葉)を経た空間において学習者が異和感を経験するなかで、自己省察を繰り返し、暗黙の前提を切り崩していくことにあります。これを本書では「自己変容型フィールド学習」と呼んでいます。本書では、6名の執筆者たちのフィールド経験をもとに、3つのコンピテンシーと称した人類学的な思考法の一端を学生に身につけてもらうための様々な手法を検討しています。(執筆者・箕曲在弘)
オンライン・トークイベント「聞きたい!フィールドワークと生理のはなし:ねえねえ,みんな・先輩,どうしてる?!」を全2回開催しました(第1回2021年10月23日、第2回2021年11月27日)。
様々な地域における長期フィールドワークに基づく研究成果。複数の論考より成るセッション6巻とモノグラフ10巻の16冊のシリーズ本です。
このワークショップの目的は、個々人の調査を具体的に振り返りながら、フィールドに行く重要性をあらためて問い直すことにあります。研究者がフィールドに行く理由はひとつではないでしょう。言語調査のためのフィールドワークに限定しても、調査地域や調査対象、調査目的などによって、その内実はさまざまです。