山田科学振興財団「2024年度 研究援助 チャレンジ支援枠」募集

紹介文 本財団の研究援助は「自然科学の基礎研究」に特化して援助し、本支援枠は研究に関する新しいアイデアを検証するための実験の遂行や基礎研究の継続が困難になっている研究者を支援することを目的としています。
締切日 2024年2月29日(木)
詳細
山田科学振興財団の研究援助について

本財団は自然科学の基礎的研究、特に 1) 萌芽的・独創的研究、2) 新規研究グループで実施される研究、3) 学際性、国際性の観点からみて優れた研究、に対して研究費の支援を行っております。実用志向研究は支援の対象としません。評価が定着して研究資金が得やすいものより、萌芽的で将来の発展が期待される基礎研究を重視します。また、多様な視点や発想を取り入れた研究活動を実践し、創造力を発揮する研究者を積極的に支援するため、本財団は、女性の活躍はもちろんのこと、一人一人の多様性を尊重します。
研究援助は、「自然科学の基礎研究」に特化し援助しており、応用・開発・臨床研究は援助の対象外としております。

本支援枠の趣旨

出口を見据えた研究が奨励される昨今、基礎的な研究への支援が以前にも増して減少しています。大規模研究室あるいは研究費が潤沢にある研究室以外の研究室、特に、地方にある、あるいは中小規模の大学等の研究機関の教員・研究者は、教育その他の研究以外の業務が多く、研究を行うことが困難になり、今後、益々研究費の獲得が困難になることが予想されます。
本支援では、研究に関する新しいアイデアがあっても、それを検証するための実験の遂行が困難である研究者、長年行ってきた重要な基礎研究の継続が、種々の理由により困難になっている研究者を支援することを目的としています。

支援内容

研究内容は、財団の趣旨である自然科学の基礎的研究であることはもちろんですが、目先の新規性を求めるような短絡的な視野に立った研究ではない、これまで地道に行ってきた研究や、各分野における既存の概念を変えるようなテーマにチャレンジする研究を特に支援します。

 援助金額:1件当たり年100~200万円(1件当たりの総額は最大400万円)
 援助期間:2年間(事情により1年延長も可)
 採択件数:2件程度を予定
 援助金の使途:給与にあてることはできない(特に財団が指定した場合を除き、給与以外の使途は自由)

申請資格者
  1. 地方・中小規模大学・研究機関に所属し、研究費の枯渇、教育及びその他の研究以外の用務の増加のため、自分のアイデアに基づく研究の遂行が困難な状況にある研究者。原則として、RU11に属する大学(北海道大学、東北大学、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、筑波大学、東京工業大学)、国立もしくはそれに準じる研究機関に所属する研究者を除く。
  2. 競争的研究資金(民間財団助成金も含む)獲得が、過去3年間で、年間平均150万円以下であること。(間接経費は含めず直接経費のみ)
  3. 年齢、国籍は問いません。
申請方法

Web応募フォームからの申請となります。
下記募集要項サイトより1)申請書、2)推薦書をダウンロードし、書類は、PDFファイルにして応募フォームにアップロードしてください。
募集要項URL:https://yamadazaidan.jp/requirements/challenge/
応募フォームURL:https://yamadazaidan.jp/challenge/

問い合わせ先 公益財団法人山田科学振興財団
 E-mail : challenge[at]yamadazaidan.jp([at]を@に変更してください)
関連URL 公益財団法人山田科学振興財団 2024年度研究援助 募集要項
https://yamadazaidan.jp/requirements/grant-bosyu_kenkyu/