共創促進研究「学術知デジタルライブラリの構築(X-DiPLAS)」プロジェクト公募

公募チラシをこちらからダウンロードできます

紹介文 人間文化研究機構 共創先導プロジェクトより、画像資料のデジタル化・データベース化を支援し、研究情報の集積と共有化の基盤を整備、提供するプロジェクトの公募が出ています。詳しくは機構のサイトをご覧ください。
締切 令和5年6月2日(金)
詳細
公募の趣旨

日本の研究者が世界各地で調査するさいに撮影した写真や動画などの画像資料は、調査当時の実態を記録した研究資源であると同時に、日本の学術史を反映する学術遺産でもあります。 この事業は、世界諸地域を対象とした研究プロジェクト(科学研究費助成を受けたかどうかは問わない、また、すでに終了していてもよい)の代表者・研究分担者を対象に、これまでに蓄積された画像資料のデジタル化・データベース化を支援し、将来にわたる研究情報の集積と共有化の基盤を整備して提供するものです。

この事業の実施にあたって、広く公募をおこないます。採択された公募プロジェクトに対しては、写真・映像資料の整理、デジタル化とデータベース化を進め、さらには画像内容に関わるテキスト情報の入力の支援もおこなうことで、研究に活用できるデジタルデータのプラットフォームを作成して提供します。また、公開可能な画像については、国際的な共有化をはかり、分野の別を超えたオープンサイエンスの基盤を構築していきます。

プロジェクトに対する支援内容

採択されたプロジェクトの代表者が所有・保管または活 用の依頼を受けている写真資料に対して、利用許諾に関する手続きを行ったうえで、デジタル化・データベース 化を進め、AI(画像内容の自動認識機能等)も活用しつつ、地域研究に有用な基本情報(テキスト)を付加して返却します。このデータベースは逐次、情報を付加・充実できる仕様とし、支援期間の終了後も継続的に学術研究の展開に活用できるものとします。

応募資格

これまでに公的機関または民間による助成を受けた実績のある研究プロジェクトの研究代表者、および研究分担者(ただし研究代表者の承諾を得ていること)。
応募資格の詳細につきましては公募要領をご確認ください。

データベース化の対象となる資料

支援を受ける研究プロジェクトの研究代表者または研究分担者が自身で撮影したものならびに所有・保管または活用の依頼を受けている写真資料(ガラス乾板、ネガ、ポジ、デジタル画像。プリントは除く)。撮影者が特定できるものに限ります。

研究支援期間

採択された年度の末までの単年度。年度内に、データベースを提供します。

募集件数と募集カテゴリー

令和5年度の支援件数は5件以内。 

カテゴリーA:
写真資料(ガラス乾板、ネガ、ポジなど)のデジタル化とテキスト情報の入力支援を必要とするもの

カテゴリーB:
写真資料(ガラス乾板、ネガ、ポジなど)のデジタル化を必要とするが、テキスト情報の入力は申請者自身がおこなうもの

カテゴリーC:
フィルムやガラス乾板などの資料を含まず、すでにデジタル化されている画像のデータベース化だけを必要とするもの

いずれのカテゴリーにおいても、写真資料の点数は原則 として 5,000 点以下とします。

申請の手続き

所定の様式による申請書を提出してください。申請書は、X-DiPLAS ウェブサイトからダウンロードできます。
申請書には、支援を受ける研究プロジェクト(複数ある場合、対象となる写真にもっとも関連が深い 1件のみ) の研究計画調書の写しを添付してください。また、コレクションの内容が分かるような画像サンプルを少なくとも1点添付してください

提出および問合せ先 〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10-1 国立民族学博物館研究協力課共同利用係
Tel:06-6878-8347 E-mail:kikourenkei★minpaku.ac.jp   ★を@にして送信してください。
関連URL 公募プロジェクト公募要領
https://www.r.minpaku.ac.jp/x-diplas/call_for_projects.html