第99回ジェンダーセッション「エッセイという一人称 社会と個人を往還しながら」

紹介文 私はこれまで、ゲイ男性の立場からエッセイ集や日記集を発表してきました。
エッセイは〈私〉という一人称を用いて現実を書き記す表現です。これは私にとって、個人の感じ方を起点にすることで、異性愛規範と性別二元論がいまだ支配的な日本社会の構造と、その中で一人のマイノリティが生きていることを可視化する手段となっています。
一方で、執筆では自身のマイノリティ性のみならず、マジョリティ性にも直面します。こうした自身の立場性を考慮することは重要でありつつも、そこで期待される振る舞いから逆算するような書き方をすれば、個人の生は切り詰められ、エッセイとして表現する意味は消えてしまいます。
試行錯誤をしながら書くことを続けていますが、最新エッセイ『悲しい話は今はおしまい』(柏書房)の執筆を通じて、マイノリティ/マジョリティという立場性を強調するのではない社会との向き合い方も見えてきました。
本講演では、〈私〉として社会を描くことの可能性と課題などについて、みなさんとともに考えたいと思っています。
開催日 2026年7月8日(水)19:00~20:30
場所 立教大学池袋キャンパス 10号館 X301教室および
ZOOMウェビナーによるハイブリッド開催
主催 立教大学ジェンダーフォーラム
  定員:対面;60名、オンライン;500名
事前申し込み制
申込締切:2026年7月6日(月)

申込、詳細は下記URLを確認ください
URL 第99回ジェンダーセッション「エッセイという一人称 社会と個人を往還しながら」
https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/gender/news/2026/mknpps000004r58u.html