大学共同利用機関シンポジウム2023「現代の社会問題に挑む日本の科学」

紹介・概要 大学等の共同研究・共同利用を支える大学共同利用機関が一堂に会し、最先端の研究成果を紹介しながら、現代社会の数多くの解決すべき課題に対して日本の科学・学術研究がどのような役割を果たせるのかを検討します。
形式 シンポジウム
期間

2023年10月22日(日)10:30~16:40

場所

日本科学未来館7階 未来館ホール(東京都江東区青海2-3-6)
オンライン同時配信(ニコニコ生放送)

主催

大学共同利用機関協議会
一般社団法人大学共同利用研究教育アライアンス

後援

文部科学省

プログラム・概要/趣旨

開催趣旨

大学等の共同研究・共同利用を支える大学共同利用機関が一堂に会し、大型研究施設や設備、基盤等を活用した最先端の研究を紹介する「大学共同利用機関シンポジウム2023」を開催します。
近年「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」が大きな注目を浴びていることから分かるように、現代社会には数多くの解決すべき課題があります。
今回のシンポジウムでは、最先端の研究成果を紹介しながら、それらの課題に対して、日本の科学・学術研究がどのような役割を果たせるのかを検討します。


プログラム

10:30〜10:40 開会

開会挨拶:國中 均(大学共同利用機関協議会 会長/宇宙科学研究所 所長)
来賓挨拶:塩見 みづ枝(文部科学省研究振興局長)

10:40〜13:10 研究者トーク 午前の部
テーマ「私をつくる世界とは?」

10:45〜 極域の海洋環境・プランクトン・水産生物の変化
平譯 享(国立極地研究所 教授)

11:05〜 バイオロギングが明らかにする海洋動物の生態、生理、進化
渡辺 佑基(総合研究大学院大学 教授)

11:25〜 概日時計のこれまでとこれから
秋山 修志(分子科学研究所 教授)

11:45〜 運動同調と社会形成
戸松 彩花(生理学研究所 特任准教授)

12:05〜 翻訳研究から「あいだ」への想像力を育む
片岡 真伊(国際日本文化研究センター 准教授)

12:30〜 パネルディスカッション
ファシリテーター:飯田 綱規(名古屋大学 サイエンスコミュニケーター)

13:10〜14:05 休憩

参加各法人・機関の紹介動画を放映

14:05〜16:35 研究者トーク 午後の部
テーマ「新たな“資源”、どう使う?」

14:10〜 作物野生遺伝資源の食糧資源化
佐藤 豊(国立遺伝学研究所 教授)

14:30〜 窒素利用の便益と窒素汚染の脅威というジレンマ
林 健太郎(総合地球環境学研究所 教授)

14:50〜 量子ビームでみる水素
大友 季哉(物質構造科学研究所 教授)

15:10〜 超伝導空洞の技術革新が導く加速器技術の社会応用
本田 洋介(加速器研究施設 准教授)

15:30〜 安全・安心な水素社会実現に貢献する能代ロケット実験場の水素試験技術
小林 弘明(宇宙科学研究所 教授)

15:55〜 パネルディスカッション
ファシリテーター:飯田 綱規

16:35〜16:40 閉会

閉会挨拶:前川 喜久雄(大学共同利用機関協議会 副会長/国立国語研究所 所長)

参加方法

参加無料・申込不要

お問い合わせ

大学共同利用機関協議会 広報ワーキンググループ事務局
E-mail:iuris2023pj★ninjal.ac.jp (★を@に変えてください)

関連URL

大学共同利用機関シンポジウム2023「現代の社会問題に挑む日本の科学」
https://www2.ninjal.ac.jp/intersympo2023/