地球研オープンハウス2023ー人と自然の超学際研究って、なんだ?ー

紹介文

年に1度の「地球研オープンハウス」では、地球研のプロジェクトを束ねるプログラムディレクターたちによる講演会のほか、普段は入れない研究所内部の体験ツアー、さまざまな展示対話や体験イベントに参加できます。

日時

2023年11月3日(金・祝)12:00 - 16:30
(11:30開場、16:00最終受付)

会場

総合地球環境学研究所

参加 入場無料・申込不要
※一部のプログラムは当日整理券制です
主催 総合地球環境学研究所
後援 京都府、京都市
概要

※詳細、開催時間についてはこちらの地球圏オープンハウス2023サイトでご確認ください。

講演

所長の山極壽一や、地球研のプロジェクトを束ねるプログラムディレクターたちによる講演。地球研の考え方について、詳しく知りたい方にオススメ。

■ 環境問題はなぜ文化の問題か?
  講演者:山極壽一 所長

科学と文化の対話って、なんだ?
  講演者:松田素二 プログラムディレクター

人と自然の新しい関係性って、なんだ?
  講演者:谷口真人 プログラムディレクター

体験

※【整理券制】企画は、各回30分前に各会場にて整理券を配布します。
※「地球研ツアー」「冷凍室体験」のみ、整理券をエントランス・総合案内にて配布します。

■ 地球研ツアー 【整理券制】
普段は入れない、研究所の内部をご案内!

■「だれのための土地?」熱帯雨林の理不尽な現状 【整理券制】
プロジェクトで行われている「土地の利用」に関する研究をもとにつくったワークショップを行います。世界の土地の利用方法にはどんな問題があるのか、生態系に関するカードを選んだり、チームのみんなと話し合ったりしながら、一緒に考えてみましょう。

■サンゴは何でも知っている:海洋酸性化とサンゴ礁 【整理券制】
サンゴ礁は生物多様性の高い生態系であり様々な生態系サービスを提供しています。海洋酸性化の簡易実験を交えて、それがサンゴ礁生態系にどう影響するのか、サンゴに刻まれた記録も読み解きながら一緒に考えます。

■君のカレーはどんなカレー?:その窒素フットプリントを計ってみよう 
私たちの「食」は自然の健康にも深く関係します。食料生産に投入される窒素が環境に漏れ出すことで多様な窒素汚染をもたらすのです。このことを、ひと鍋のこだわりカレーを作るときの窒素フットプリントを通じて一緒に考えてみましょう。

■環世界体感ドーム 『SceNERIUM』 【整理券制】
SceNERIUM(セナリウム)は人と自然のシーンをアートを通じて体験するドーム空間です。奄美・喜界島の浦島伝説を元に制作された、海から星空を見上げるプラネタリウムプログラム「サンゴ礁から星空へ」と、”サンゴの化石を水に沈めたときに聞こえてくる声を聴く”音の作品の上映を行います。

■アロマで学ぶ植物の力 【整理券制】
香りは生物が生きていくために欠かせないものであり、私たちの健康で快適な暮らしに大切なものです。アロマスプレーの作成を通じて、植物の香りや嗅いだ時の気持ちを体感しながら香りの力について学びましょう。

展示対話

■ インドの大気汚染を日本から考えよう
Aakashはインドの言葉で青空のことです。インドの大気汚染の原因の一つである北部パンジャーブ地方のわら焼きを減らし、インドに青空をとりもどすためにはどうしたらよいか、インド出身のリーダーと一緒に考えてみませんか。

■ 地球研をひもとく10の問い
地球研ではどんな研究者が、どんな問題に取り組んでいるのか。地球研でおこなわれている9つの「プロジェクト」について、問いかけ合いながら紹介します。研究者からの9つの問い+最後の難問に挑戦してみよう。

投票!地球研写真コンテスト
研究者が調査地で撮影した写真を展示します。
お気に入りの写真をみつけて、投票しよう!

※詳しくは以下のサイトをご覧ください。
地球研オープンハウス2023ー人と自然の超学際研究って、なんだ?ー
https://www.chikyu.ac.jp/rihn/events/detail/132/