巣ごもり読書会「「私らしさ」の民族誌――現代エジプトの女性、格差、欲望」

形式 セミナー
紹介文 近著『「私らしさ」の民族誌――現代エジプトの女性、格差、欲望』を題材に、著者と同窓生がエジプト滞在中の悲喜こもごも、「エジプト人」らしさ、フィールドでの調査から、博士論文の執筆にまつわる苦難、そして出版までの長い道のりなど、思いつくままに語り合います。(後藤絵美)
開催日 2022/04/18(月)  17:30-19:00
場所 オンライン
主催・共催等 科研費基盤研究(A) イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢 栄治)主催
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)共催
詳細等
【今回の課題図書】
 鳥山純子『「私らしさ」の民族誌――現代エジプトの女性、格差、欲望』(春風社, 2022)
 
【登壇者紹介】
◆鳥山 純子(とりやま じゅんこ)
 立命館大学国際関係学部・国際関係研究科准教授。専門は、中東ジェンダー論、文化人類学。エジプトを中心に、中東・北アフリカ地域の日常生活の在り方を格差の視点から検討している。エジプトの大家族で生き残ろうともがいた日々を糧に研究を続けている。竹村さんの第一印象は当時エジプトではまだ珍しかったビッタビタのストレッチジーンズ。著書・編書に、本イベントでとりあげる『「私らしさ」の民族誌、現代エジプトの女性、格差、欲望』(春風社)、『フィールド経験からの語り IGS4』、など。4月30日にはイスラーム映画祭(神戸)でトーク登壇します。
 
◆竹村 和朗(たけむら かずあき)
 高千穂大学人間科学部准教授。専門は、中東地域研究、文化人類学。エジプトの沙漠開発について調査している間に契約書や法律が社会の中に入り込んでいることに気づき、以来、法制度や憲法についても研究を進めている。根っこにあるのは、アラビア語の言葉や表現への関心なのかもしれない。鳥山「先輩」とは、20年前くらいにAUCのグリーク・キャンパスで出会った。著書に『現代エジプトの沙漠開発』、『ムバーラクのピラミッド』(いずれも風響社)がある。
 
概要・趣旨 イスラーム・ジェンダー学科研主催の巣ごもり読書会のコンセプトは、本や論文など「書かれたもの」をきっかけにホストやゲスト、そして参加者の皆さんそれぞれが思うところを語り合うというものです。「必ずしも先に本を読んでいなくても、今後読みたくなってもらえればいい」というのがルールです。ふるってご参加ください。
申し込み方法
締め切り

ご参加希望の方は登録フォーム( https://forms.gle/EisM9vARQn4yQozo7 )またはポスター内のQRコードより必ず前日(4月17日)までにお申し込みください。 参加用URLはご登録いただいたメールアドレスに当日正午までにお送りします。

参加費  不要
言語  日本語
連絡先 office[a]islam-gender.jp ([a]を@に変えてお送りください)
URL https://islam-gender.jp/news/352.html