【参加者募集】ワークショップ"Curating Visual Anthropology: Multimodal Approaches in Applied Visual Anthropology”

形式 ワークショップ
紹介文 Taylor&Francisの"Visual Anthropology"の編集長を講師とした映像人類学とキュレーションをテーマにしたワークショップを東京外国語大学で開催致します。
開催日

2025年3月5日(水)〜3月9日(日)

場所

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

主催・共催・その他

主催:東京外国語大学フィールドサイエンスカモンズ(TUFiSCo)
共催:AA研基幹研究人類学班 

プログラム
  • Day 1:3月5日(水)10:00 AM - 12:00 PM
    プログラム紹介
    1:00 PM - 5:30 PM
    映像人類学の理論と実践、映像人類学におけるキュレーションの理論
  • Day 2:3月6日(木)10:00 AM - 12:00 PM、1:00 PM - 5:30 PM
    映像資料の実践的ハンズオンワーク
    映像人類学資料のキュレーション(1)
  • Day 3:3月7日(金)10:00 AM - 12:00 PM、1:00 PM - 5:30 PM
    映像人類学資料のキュレーション(2)
  • Day 4:3月8日(土)10:00 AM - 5:00 PM
    展示の設営および準備
  • Day 5:3月9日(日)11:00 AM - 展示オープニング
    14:00 PM - 17:00 PM、展示トークおよびクロージングリマークス
概要・趣旨

■概要
本ワークショップは、映像、またはマルチモーダルな手法を用いて研究成果を発表したいと考えている研究者やアーティストを対象とした参加型のプログラムです。集中講義型の応用参加型ワークショップとして、映像人類学における最新のマルチモーダル手法について議論します。ワークショップの一環として、参加者は個人またはグループで小規模な映像人類学的プロジェクトに取り組み、人類学的展示のための準備に取り組んだのち、展示を行います。

ワークショップ終了時には、参加者は以下の点について理解を深めることができます。
・映像人類学における最も重要なマルチモーダル・アプローチと理論
・映像人類学におけるキュレーションおよびキュレーション理論とアプローチ
・映像人類学的展示をキュレーションするための基本的な実践

■講師
ペドラム・ホスローネジャード氏(社会文化人類学者・キュレーター、西シドニー大学社会科学部 客員教授)、学術誌『Visual Anthropology - Taylor & Francis』編集長。(プロフィール詳細は末尾)

■参加対象
本ワークショップは、映像や写真、フィールドレコーディングなどマルチモーダルな手法を用いて研究成果を発表したいと考える以下のような研究者やアーティストを対象としています。

・文化人類学、映像人類学、メディア研究、また社会科学や自然科学の関連分野における研究者および大学院生(修士・博士課程)。
・文化人類学的・民族誌的な文脈で視覚資料を扱うアーティスト、映像制作者、キュレーター。
・ビジュアル・ストーリーテリングやマルチモーダルなアプローチを取り入れた学際的プロジェクトに関わる方。

映像人類学的およびキュレーションの実践を通じて、研究を革新的な方法で伝えることに関心に持っている方向けのワークショップです。研究に関わる方においては、映像や写真編集、キュレーションの初心者も経験者も歓迎します。

■備考:
遠方にお住まいで収入のない大学院生やポスドク研究者の方には、交通費・宿泊費の一部補助が可能です。申込時に希望の有無をご記入ください。
本ワークショップの成果は、参加希望者とともにジャーナル『Visual Anthropology』へ投稿を予定しています。

■講師経歴
ホスローネジャード氏は、フランス、イギリス、スイス、日本、アメリカ、オーストラリア、イランなど世界各国において、キュレーションや博物館活動、教育・研究、大学や文化機関での公共プログラムの企画運営など、20年以上にわたり知的・指導的な経験を積んできました。
2020年7月から2023年1月まで、オーストラリアのパワーハウス・アルティモ博物館でペルシャ美術のキュレーターを務めました。それ以前は、アメリカのオクラホマ州立大学でイラン・ペルシャ湾研究の副所長(2015~2019年)、スコットランドのセント・アンドリュース大学社会人類学部において、イラン遺産財団が設立したゴリ・ライス・ラリザデ講座の教授(2007~2015年)を歴任しました。
彼のこれまでのキュレーション、教育、研究活動は、視覚研究、物質文化研究、キュレーション研究、映像人類学など、多分野にわたる学際的な領域を横断しています。
ホスローネジャード氏の関心は、コンテンポラリービジュアルアート、領域横断的なキュレーション手法、移民コレクションの博物館展示、写真史におけるジェンダー・セクシュアリティ・人種の関連性などに及びます。特に、芸術、記憶、物質文化がどのように広範な政治的・社会的・文化的な動向に結びつき、影響を受け、変容していくかを探求しています。

申し込み方法
締め切り

定員:15名 
申込フォームからお申し込みください
申込締切:2月20日まで(原則として全日程の参加が必要で、すべてのセッションに参加できる方を優先します) ※参加の可否については、登録から1~2週間以内に通知いたします。締切日より前に定員に達した場合、応募を締め切ります。

参加費

無料

言語

英語 

連絡先

muratsu_ran(at)aa.tufs.ac.jp(担当者:村津蘭) ※(at)を@に変えて送信してください。

URL

日本語版:https://www.tufs.ac.jp/tufisco/ja/2025/01/25/post_42.html

英語版:こちら