宗教におけるモノと「聖」
近年の人類学のなかでは、モノも世界において人間に働きかけるエイジェントであるとする関係論的な見方が生まれている。だが、このような関係論的な見方をした場合、今度や宗教的なモノが人びとに喚起する聖性(宗教性)が見逃され、日々の品々との相違が見えなくなるのではないだろうか。
近年の人類学のなかでは、モノも世界において人間に働きかけるエイジェントであるとする関係論的な見方が生まれている。だが、このような関係論的な見方をした場合、今度や宗教的なモノが人びとに喚起する聖性(宗教性)が見逃され、日々の品々との相違が見えなくなるのではないだろうか。
2020年1月26日(日) フィールドネット・ラウンジ「転機を迎えるチベット亡命社会――台頭する中国とインドの狭間で」 → 終了しました 日時 2020年1月26日(日)13:30~18:15 場所 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研...