現代中東理解のための5つの視角

形式 シンポジウム
紹介文 現代の中東といえば、テロや戦争、宗派対立や「原理主義」などの負のイメージがさまざまなメディアを通じて日々拡散しています。しかし、中東には世界の他の地域と同じように人々が暮らしており、メディアに現れにくい様々な現実も存在しています。本シンポジウムは、日本にいる我々が、自分たちの問題として現代の中東をどう理解すべきか、気鋭の5人の研究者に5つの視角から論じていただきます。
開催日

2021年12月4日 13:30-17:30

場所

 オンライン開催(Zoom Webinar)

主催・共催・その他

「現代中東地域研究推進事業」全拠点主催

プログラム

13:30     開始 全体司会 赤堀雅幸(上智大学)
13:35~13:40 挨拶 西尾哲夫(国立民族学博物館、現代中東地域研究代表)
13:40~13:50 趣旨説明 近藤信彰(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

13:50~14:20 石山俊(国立民族学博物館)
【環境】 「写真・資料アーカイブの活用したオアシス生業変容の研究:サウジアラビア、ワーディ・ファーティマの事例から」

14:20~14:50 長岡慎介(京都大学)
【経済】 「接近するポスト資本主義とイスラーム経済」

休憩

15:00~15:30 村上薫(アジア経済研究所)
【家族】 「『親になって一人前』とのつきあい方:不妊治療が映し出す夫婦のかたち」

15:30~16:00 錦田愛子(慶應義塾大学)
【移民】 「紛争と資源をめぐる人の移動:中東における移民/難民の移動の交錯」

16:00~16:30 岡井宏文(共愛学園前橋国際大学)
【日本】 「『グローバルご近所』の誕生:イスラーム団体の支援活動とネットワーク」

休憩

16:40~17:30 総合討論 司会:赤堀雅幸

概要・趣旨

本シンポジウムは、2016年から行われてきた人間文化研究機構のネットワーク型基幹研究プロジェクト 地域研究推進事業「現代中東地域研究推進事業」の成果をわかりやすく示すために、全拠点(国立民族学博物館拠点、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所拠点、上智大学拠点(イスラーム研究センター)、京都大学拠点(イスラーム地域研究センター)、秋田大学国際資源学部拠点)が協力して主催いたします。なお、同事業の刊行物としての成果である『中東・イスラームを知るための30の扉』(西尾哲夫・東長靖編、ミネルヴァ書房、2021年、ISBN978-4-623-09178-2)も併せてお読みいただくと、より理解が深まるかと存じます。

申し込み方法
締め切り

参加を希望される方は、こちらの申し込みフォームにお名前、メールアドレス等を記入しお申し込みください。

参加費

 不要

言語

 日本語

連絡先

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点:
aa_meis_nihu@tufs.ac.jp(スパムメール対策のために@を全角表記しています。ご了承ください。)

URL

上智大学 イスラーム研究センター
https://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/achievement/2021/211204.html

その他

*本シンポジウムは、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構ネットワーク型基幹研究プロジェクト地域研究推進事業「現代中東地域研究推進事業」の研究成果です。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究拠点、および上智大学イスラーム研究センターが運営を行います。