同位体と考古学:新大陸と日本の事例からみた人とモノの動き

紹介 本国際シンポジウムは、同位体分析研究手法の発展が著しい中南米での研究事例を紹介し、考古学の研究にどのような知見を与えるのかについての情報交換を行い日本における研究展望について議論します。
形式 シンポジウム
開催日 2024年11月20日(水)10:00 - 17:00
場所

ハートンホテル京都
(地下鉄烏丸御池駅徒歩2分、〒604-0836 京都市中京区東洞院通御池上ル船屋町405)

※現地参加もしくはオンライン参加(Zoom)、要事前申込

開催趣旨

同位体分析は、自然科学の手法として物質の由来や資源の利用についての情報を与えてくれます。近年、同位体情報を地図上にマッピングした同位体地図(Isoscape)を用いた、人類の移動履歴や遺物の産地同定の研究が進んできています。本国際シンポジウムは、特にこの研究手法の発展が著しい中南米での研究事例を紹介していただき、本手法が考古学の研究にどのような知見を与えるのかについて情報交換します。また、日本における研究を紹介し、総合討論では日本における研究展望について議論したいと考えています。

プログラム

9:30-10:00 受付 

10:00-10:05 關雄二
開会挨拶

10:00-10:05 陀安一郎
「人・モノ・自然プロジェクトの紹介」

セッション 1  司会:瀧上 舞 、松本雄一

10:15-10:45 Eden Washburn, Jason Nesbitt、松本雄一、瀧上 舞
「アヤクーチョ同位体地図プロジェクト:予備的結果と示唆」

10:45-11:15 Jason Nesbitt and Eden Washburn
ペルー北中央高地における同位体地図の作成: ペルー考古学研究における挑戦と示唆

Break

11:35-12:15 瀧上 舞、大西雄二
総合的な同位体地図の改善と考古学への示唆:ペルー、カハマルカ地方の事例研究

12:15-12:30 討論

集合写真
昼食休憩

セッション 2  司会:陀安一郎

14:00-14:45 Ramiro Barberena
アンデス地域におけるストロンチウム同位体地図:移動、移住、生産組織を研究するためのマルチスケール戦略

14:45-15:30 鈴木真太郎、 T. Douglas Price
古代メソアメリカにおける同位体産地同定研究

15:30-16:00 Yafan Shen、覚張隆史、植月 学、米田 穣
機械学習法を用いた千葉における生物利用可能ストロンチウム同位体地図の開発と応用

休憩

16:20-17:00  司会:米田 穣
総合討論とまとめ

18:00-20:00 意見交換会(事前申込制)

参加費

無料

言語

英語(日本語同時通訳あり)

申し込み方法
締め切り

申込方法:
こちらから登録を行なってください。

申込締切:
・現地参加(ハートンホテル京都):2024年11月1日(金)17:00まで
・オンライン参加(Zoom):2024年11月18日(金)17:00まで

主催

人・モノ・自然プロジェクト「人新世に至る、モノを通した自然と人間の相互作用に関する研究」

共催

総合地球環境学研究所

連絡先

総合地球環境学研究所 人・モノ・自然プロジェクト
ORNHIA_office[at]chikyu.ac.jp ([at]を@に変えてお送りください)

URL

同位体と考古学:新大陸と日本の事例からみた人とモノの動きhttps://www.chikyu.ac.jp/rihn/events/detail/220/