シンポジウム「近代日本の感染症と新型コロナ」

形式 シンポジウム
紹介文 新型コロナの流行が長期化する中で、過去の経験は、感染症と共存する社会のあり方に何を示唆しているのか、どのような経験や教訓を後世に伝えていくべきか、歴史学や疫学の専門家らと共にこれらの問題を考えます。
開催日 2023年2月18日(土)14:00~17:00
場所

オンライン開催(zoom)

概要・プログラム

新型コロナの世界的流行から約3年が経過しましたが、未だに収束を見ていません。人類は、過去にスペインかぜ・コレラ・ペストなど、多くの感染症を経験してきました。感染症はさまざまな社会問題を引き起こしますが、一方で、歴史には、地域社会が協力して危機を乗り越えてきた姿も残されています。新型コロナの流行が長期化する中で、過去の経験は、感染症と共存する社会のあり方に何を示唆しているのでしょうか。また、新型コロナとの闘いにおいて、私たちはどのような経験や教訓を後世に伝えていくべきなのでしょうか。本シンポジウムでは、歴史学や疫学の専門家らと共にこれらの問題を考えます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

<プログラム> 

■ 基調講演
・押谷 仁(東北大学大学院医学系研究科 教授)
「歴史の転換期における新興感染症」

■ 講演
・川内淳史(東北大学災害科学国際研究所 准教授)
「近代日本における新興感染症の対応過程―1889ロシアかぜパンデミックから1918スペインかぜパンデミックまで―」

・竹原万雄(東北大学東北アジア研究センター 助教)
「明治期コレラ流行時における交通遮断と地域社会」

・中谷友樹(東北大学大学院環境科学研究科 教授)
「近代期の流行誌に残る流行記録の時空間的な復元」

■ パネルディスカッション
小田中直樹(東北大学大学院経済学研究科 教授・研究科長)
押谷 仁
中谷友樹
川内淳史
竹原万雄
モデレーター:神代和明(東北大学大学院医学系研究科)

参加申込締切・方法

2023年2月16日(木)
申込登録はこちら:https://forms.gle/oy7YD3T2TeGJX17g8

言語

日本語

主催

東北大学東北アジア研究センター

共催

東北大学感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点

東北大学災害科学国際研究所

連絡先

yuanyuan.teng.d7[at]tohoku.ac.jp  
(滕 媛媛 東北大学東北アジア研究センター) 
*[at]を@に変えてお送りください

URL

 http://www2.cneas.tohoku.ac.jp/news/news230112.html