二夜連続トーク企画 新・動物記シリーズ「ニンゲンバナレを研究(イキ)る」

紹介

<新・動物記>シリーズ(京都大学学術出版会)から『武器を持たないチョウの戦い方』の竹内剛さん、『カニの歌を聴け』の竹下文雄さんをお迎えして、学術運動家の逆卷しとねさんを聞き手にトークライブを開催します。

形式 二夜連続トーク企画
開催日

第一夜 2022年11月22日(火) 19:00~20:30

第二夜 2022年11月23日(祝) 18:00~19:30

場所 会場:本のあるところ ajiro (福岡市中央区天神3-6-8-1B)、※ライブ配信+アーカイブ視聴あり
プログラム・概要/趣旨

(11/22-23)二夜連続トーク企画
「ニンゲンバナレを研究(イキ)る」
★二夜まとめて2000円で両日視聴可能!/会場・オンライン

 「新・動物記」シリーズは、現在、キリン・チョウ・ボノボ・シベット・カニ・アザラシの研究者が書いた6巻までが刊行されています。観察対象の動物の魅力がふんだんに詰め込まれているのは当然として、同シリーズ最大の特徴は、動物を研究する「研究者というイキモノ」の変容過程がしっかり描かれている点にあります。
 科学は論文において観察者を除外して客観性を担保しようとします。論文だけを読んでいると、適切な実験によってエビデンスを重ね、仮説を鮮やかに実証してしまう、知と理性に磨き抜かれた、曇りなき目がいつも変わらずそこにあるように見えるかもしれません。しかし実際に研究を実践している観察者は汗をかき、うんこをし、涙を流します。それどころか、彼らは、動物の世界を知ろうと現場でもがくうちにだんだんと人間とは異なる存在になっていってしまいます。仕方がありません。動物のことを知るためには人間の目は時に邪魔にすらなるのですから。動物研究を実践する過程で、観察者の目はだんだん人間離れしていくのです。
 連続トーク企画「ニンゲンバナレを研究イキる」では、シリーズ編集者の西江仁徳さんをご意見番に据え、チョウの研究者・竹内剛さんとカニの研究者・竹下文雄さんをお招きし、二日間にわたって「ドウシテコウナッテシマッタノカ」についてお話していきます。みなさんにとってもまたとない絶好機です。「ニンゲンバナレ」にじかに触れ、ついでに本を手にとり、さっさと人間なんてやめてしまいましょう。

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第一夜
2022年11月22日 19:00~20:30
「ニンゲンバナレを研究イキる#1 竹内剛さんの場合」
出演:
竹内剛(新・動物記『武器を持たないチョウの戦い方』著者)
西江仁徳(新・動物記シリーズ編集者)
逆卷しとね(聞き手)

第二夜
2022年11月23日 18:00~19:30
「ニンゲンバナレを研究イキる#2 竹下文雄さんの場合」
出演:
竹下文雄(新・動物記『カニの歌を聴け』著者)
西江仁徳(新・動物記シリーズ編集者)
逆卷しとね(聞き手)

申し込み方法・締め切り 申し込みはこちらのページから→ https://note.com/kankanbou_e/n/ndeb1cd9b5d40
言語

日本語

関連URL

https://note.com/kankanbou_e/n/ndeb1cd9b5d40

連絡先

西江仁徳
nishie.hitonaru[a]gmail.com
([a]を@に変えてお問い合わせください)