X-DiPLASシンポジウム「地域研究アーカイブ画像の活かし方 地理学と歴史学の視点から考える」

紹介

本シンポジウムでは、地域研究アーカイブ画像のさらなる活用可能性を、地理学的観点、
歴史学的観点から考えてみます。

開催日

2024年12月8日(日)13:30~17:00

場所

国立民族学博物館 第4セミナー室(オンライン併用)

プログラム・概要

趣旨

X-DiPLAS(学術知デジタルライブラリの構築)の目的は、散逸の危機に直面する地域研究画像資料のデジタル化・データベース化を通じて、画像研究資源のプラットフォームを構築することにあります。このプラットフォームは、画像研究資源を将来世代の研究者に継承するための重要なツールとなりうるでしょう。

X-DiPLAS においては、その前身であるDiPLASプロジェクト(2016-21年度)もふくめて、9年の歳月をかけ、デジタル化・データベース化の方法を確立してきました。同時に、データベース化した画像のさまざまな活用方法も開拓してきました。このシンポジウムでは、地域研究アーカイブ画像のさらなる活用可能性を、地理学的観点、歴史学的観点から考えてみます。

プログラム

13:30 開会挨拶 𠮷田憲司(国立民族学博物館長)
13:35 趣旨説明 石山俊(国立民族学博物館プロジェクト研究員)
13:50 研究発表
     「時代を接続するツールとしての写真アーカイブ
     -西アジア地域の調査写真を例に-

     渡邊三津子(地理学/ 文教大学准教授)
     原隆一(西アジア地域研究・農村社会学/ 大東文化大学名誉教授)
14:30 研究発表 
     「画像デジタルコンテンツの利用と歴史学
     -カイロの歴史的建築物を題材に-

     
𠮷村武典(歴史学/ 大東文化大学准教授)
15:10 休憩
15:30 コメントI 永井正勝(デジタル人文学
           / 人間文化研究機構・国立民族学博物館特任教授)
    コメントII 岩谷洋史(文化人類学/ 姫路獨協大学講師)
16:10 全体ディスカッション モデレーター 石山俊
16:55 閉会挨拶 飯田卓(国立民族学博物館教授)

定員

対面50名、オンライン100名 いずれも先着順(事前申込制、参加無料)

申込方法・締切

申込フォームからお申し込みください。
事前申込制、先着順、参加無料。
申込締切:2024年12月4日(水)

主催

人間文化研究機構共創先導プロジェクト(共創促進研究)「学術知デジタルライブラリの構築」国立民族学博物館拠点 (X-DiPLAS)

共催
  • 大東文化大学東洋研究所西アジア研究班
  • 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 AA研共同利用・共同研究課題「カイロ歴史地区の文化遺産アーカイビングと研究・教育実践」
  • 科研費「中東ムスリム社会との長期現地調査資料の共有による文化遺産の共創と合意形成の研究」(21H04372)
  • 国立民族学博物館 共同研究「フォト・エスノグラフィーの実践に関する方法論の検討」
連絡先

国立民族学博物館 研究協力課
E-mail:kikourenkei☆minpaku.ac.jp ※☆印を@に変更してお送りください。

関連URL

地域研究アーカイブ画像の活かし方 地理学と歴史学の視点から考える
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/57023