
フィールドにみえた〈社会性〉のゆらぎ 霊長類学と人類学の出会いから
人類学と霊長類学の研究者がフィールドデータをもとに対話し、人とサルの“つながり”の動的な側面を再考しました。両分野の異同に迫った、学際的な研究の足掛かりとなる一冊です。
人類学と霊長類学の研究者がフィールドデータをもとに対話し、人とサルの“つながり”の動的な側面を再考しました。両分野の異同に迫った、学際的な研究の足掛かりとなる一冊です。
本書は、新型コロナウイルス感染症対策をケーススタディに、異分野の専門家が専門の壁を越えた対話と解決策の共創を目指して重ねた実践的共同研究活動から生み出された対話法の提案です。
天王寺動物園スタッフと古生物学者がコラボして、あの恐竜を飼育するにはどんな環境がいいのかを徹底的に考えた。プロが真面目に「ふざける」と面白い!ちょっとスリルのある保全に真剣な古生物動物園の開園です
多彩な執筆者によって「形而下から形而上までをつなぎ、様々な矛盾を孕む身体(像)をとりあげ、実体としての・概念としての・言語としての・表現媒体としての「身体」の意味を掘り下げる」ことが試みられている。
21世紀初の独立国である若い国には、長い苦悩の歴史と、豊かな伝統文化と、なによりも人を惹きつける活気がある。鮮やかな色彩を纏う写真とともに、異なる分野のフィールドワーカーたちが東ティモールを語る一冊。
言語接触をテーマにした国際的ハンドブック。第3章にスワヒリ語とリンガラ語という、それぞれ東アフリカと中部アフリカを代表するリンガフランカにみられる接触現象に関する概説を含む。
ウイルスの存在を前提とする状況はアジア各地の芸能にどのような影響を与え、また芸能実践者たちはいかに応答したのか。その記録と考察を通じ、芸能や芸能する身体についての我々の理解を更新する試み。
環境と人との関わりの最前線から人間社会のあり方を考えている生態人類学者129人が、ふだん学術書や論文では書けない、発見、悲哀、悦楽、恐怖等々、現場(フィールド)の<絶景>について、初めて語ります。
インド洋西域島嶼地域で編者が採取した各地域の民話のうち、未刊行のセーシェル・クレオル語による民話(18編)と、レユニオン・クレオル語による民話(5編)を訳出して挿絵を付した。
東アジアにおける文化の伝播や受容に着目し、その様相を鮮やかに描き出す。東北大学でメディアやジェンダーに関心を持つ大学院生や、縁のある研究者らが、自ずと湧き上がってくるテーマにのびのびと向き合っている。