Morphosyntactic Variation in Bantu
サブ・サハラ・アフリカの広大な範囲で話されるバントゥ諸語の形態統語論的な多様性を、これまでに類を見ない規模で一望のもとに提示。国内研究者3名を含む国際的な共同研究ネットワークによる国際共著論文集。
サブ・サハラ・アフリカの広大な範囲で話されるバントゥ諸語の形態統語論的な多様性を、これまでに類を見ない規模で一望のもとに提示。国内研究者3名を含む国際的な共同研究ネットワークによる国際共著論文集。
カリブの「人食い人種」と、ルソーの「子どもの発見」という近代によって生み出され、近代というものを形づくってきた二つの「虚構」の発生と定着の過程、そして両者の関係を明らかにする。
様々な事情を抱えて田舎から上京し、都会のナイトクラブで働くことになった4人の若い女性たちの苦悩としたたかな生き方、そしてやがて訪れる悲痛な運命を、慈愛に満ちた筆致で描いたチベット語長編小説の邦訳です。
ガーナ南部における感染症対策について論じた第1部と日本における新型コロナウイルス感染症の流行の経験に基づいて書かれた第2部からなる本書は、生物医療批判を越えた新しい医療人類学の可能性を探っている。
昨今、注目される概念である「モビリティーズ」の論点を理論的に整理しつつ、移動する人々、国境、境界を具体的に論じる注目の書。とくに、非西洋の側から現代社会の流動性を捉え直そうとする試みは画期的である。
2010年末に始まった「アラブの春」について、現場で感得された「身体性」の経験や、それを何とかして捉えようとするフィールドワーカーたちの意識と意欲をもとに編まれた一冊。
「辺境」とそこに生きる人々の営みからコロンビア社会の歴史(なりたち)と現在(いま)に迫る。コロンビアの経験から、日本や国際社会が抱える社会問題、社会的排除への取組みを考える一助となる啓蒙書。
歴史学・言語学・人類学の執筆者がフィールドとの関わりを語る一冊です。10年前の刊行ですが「フィールドに入る」、「フィールドワークを支えるもの」、「過去をフィールドワークする」3部構成で、参考になります。
2015年、巨大な被害を出したネパール大地震。復興へと動く被災者・地域をつなげたものは?災害と地域の関係性から復興活動を探究。
安全情報冊子『学部生の安全なアフリカ留学に向けて』という冊子がオンライン公開されています。留学だけでなくフィールドワークの際にも参考になりそうな一冊です。オンラインでご覧になれますのでぜひ。