社会的企業の挫折―途上国開発と持続的エンパワーメント
注目を集めるソーシャルビジネスの具体的事例を、当事者インタビューと現地調査を中心に、長期の視点から検証。持続的で多元的な社会貢献の可能性をさぐる。

注目を集めるソーシャルビジネスの具体的事例を、当事者インタビューと現地調査を中心に、長期の視点から検証。持続的で多元的な社会貢献の可能性をさぐる。
砂の大地が広がるナミビア北部、疎らな木々の中にそびえ立つシロアリ塚が、やがて形を変えて小さな丘になり、多様な生き物が集う森になる。太古から続く悠久の物語に迫る、ナミビアの広野を踏査した壮大な動物記。
極地環境であるチベット高原の人々は燃料としてヤクの糞を利用し、独特の糞文化を形成している。彼らにとって生存に欠かせないヤクの糞を生態的資源と文化的資源の両面から考察したものである。
家族とは個々の文脈のなかで、いかに経験され、議論され、改変され、つくりかえられてきたのか。身近に存在しつつも捉えがたい「家族」という課題について、イスラーム・ジェンダー学の視点から挑んだ論集。
ダライ・ラマの化身とされながらも還俗し、恋に明け暮れたダライ・ラマ6世(1683-1706)。今でも愛唱される彼の詩を100首選んだオリジナルのアンソロジーに、その人生と詩を読み解く解説2編をつけた。
世界が急速に変化を遂げた激動の20世紀。公正な社会を求めて格闘した女性たちの歩みと、変化する装いに映し出される社会のありようから、中東・イスラーム地域と現代世界の歴史と現在を炙り出す。
総力戦下の占領地ジャワで、日本軍はいかに華僑を巻き込み、統治したのか。また彼らはいかにそれに応じたのか。厳しい情報統制下で刊行された華僑紙『共栄報』を読み解き、軍政期の華僑社会の実像を再構築した作品。
脆弱で貧窮に見えがちな山村は、実はしたたかで大きな活力を持った地域であった――現山梨県早川町、近世に「早川入」と呼ばれた山間地域をフィールドとして、当地の人々が災害といかに向き合ってきたかを跡づける。
『観光人類学』の教科書である本書は、近代観光の成立から今日までの展開と、文化人類学者による視座の歴史的変遷とを重ね合わせ、読み進めるにつれて観光への視野を広げ理解を深められるよう、構成されている。
チベット現代文学の作家10人による13編の小説を収録。文学としてはもちろん、妖怪や魔物、異界についての語りがチベット社会の中でいかに機能してきたのかという人類学的な視点からも楽しめる一冊。作品解説つき。