地域情報アーカイブ Area Information

フィールドワーカーから寄せられた地域別の現地情報です(2010-2015年頃)

ニュージーランド

1.外務省ホームページ 各国・地域情勢

ニュージーランド: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nz/index.html

2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)

入国ルート

1.オークランド国際空港
 同国最大の国際空港にて、NZの玄関といってよい空港であり、先住民族マオリの彫刻によるゲートに迎えられる。シャワー室など設備も充実しており、また地域住民による無料のウェルカムドリンク(コーヒー・紅茶)などのサービスなどKiwi(NZ国民は、警戒心が強くシャイで飛べない鳥になぞらえ、自分たちをKiwiと呼ぶ)のフレンドリーさを感じさせられる。なお、国際ターミナルと国内ターミナルの間は無料のシャトルバスがある。
2.ウエリントン国際空港
 首都の空港ながら、オークランド国際空港より小さい。また日本からの直行便はない。数年前、ジニー・シップリー首相が同空港を外国企業に売却する計画を立てたことにより、政権交代となったことで名前が知られるようになった。
3.クライストチャーチ国際空港
 新潟空港をイメージするとよいくらいの小さな空港であるが、南島への入り口であり、南島をはじめ、サウザン・アルプスなどの山岳地帯などの調査にはこちらが便利である。通常Air NZなどは、クライストチャーチ国際空港行きであってもオークランド国際空港に一度止まって(この時に、全ての乗客は手荷物を持って降ろされて待たされる)、クライストチャーチ国際空港に飛ぶが、Singapore Airでは直行便があるので便利である。

ホテルおよび宿泊施設

 5つ星ホテルであれば1泊400-500NZ$~ツーリストクラスであれば80NZ$位まで。なお、同国ではB&Bも多くあり、これらは費用面からも、また同国の文化を知る上でも非常に有効である。さらに車を使用する旅行者を対象としたMotel(大抵が2LDK程度)やリビングはむろんミニキッチンがついたサービス・アパートメントなど、滞在期間や目的に合わせて選ぶことが可能であり、多くの選択肢がある。
 ただし、南島にガスのパイプラインが引かれたのは、つい最近であり、ホテルを除き小さな施設は、未だに夜間電力でタンクに貯めた湯を沸かして使う方式ゆえ、一般家庭と同じくシャワーブースのみということろが殆どである。電気代が高価なこともあり、一般家庭やB&Bに滞在する場合には、お湯の使いすぎに気をつけないと、翌終日温水がでなくなることもあるので、注意して使う必要が有る。

食事

 20年前ほど前は、羊肉や牛肉料理がメインであったが、近年では鶏肉なども安価に手に入るようになった。朝食はパン(あるいはシリアルなど)とコーヒーなどで簡単に済ませる人が多い。最も豪華なDinnerでも基本的に、NZの食事はメイン1品、サブ2品、などがあり、それに主食代わりのポテトなどを各人の皿に取り分けて食べる形なので、少し単調さを感じるかもしれない。またNZ料理の特色として、ドレッシングなどでも砂糖が多く使われることも日本人にとって、時には口に合わないと感じられることがあるかもしれない。
 従前から日本料理店もあったが、アジア系移民の増加により、Asian Marketも増え、また一般のスーパーでもうどんや寿司の素、豆腐、味噌などまで扱っているところも少なからずある。さらに寿司のTake Outなどは一般的で、日本食が恋しくなっても困ることはないであろう。

換金およびATM

 民間の両替商もあるが換金は基本的に銀行で行うほうが交換レートが良い。T/Cも換金可能。ただし、銀行によりレートが異なるので比較して換金する必要が有る。また現地に口座を開設すると、キャッシュカードが発行され、EFTPOS(デビットカード)機能が付帯しているので、非常に便利である。現地ATMは24時間稼働であり、クレジットカードでの引き出しも可能である。

治安

 基本的に安全な国ではあるが、近年、軽犯罪が増加傾向にあり、邦人が夜間傷害事件の被害者となったこともあるとのことゆえ、夜間、繁華街などを避けた方が良い。

水・食料品

 近年、アジア系移民の増加により、容易に日本食材が手に入るようになった。日本食レストランや寿司のTake Outも沢山あるので、現地食が口に合わなくとも困ることはない。水は日本より良質であり、飲用に支障はない。

 ※全ての肉製品、植物の種などは厳重持ち込み禁止となっており、検疫は徹底している。違反した場合、高額の罰金を科されるため、注意が必要である。食品も原則持ち込み禁止であるが、Packしたものであれば、許可される場合がある。

3.医療情報

 医療器具などが若干旧式なことを除き、基本的に同国の医療水準は日本と変わらない。 ただし、都市間の距離がはなれているため、都市部以外で病気や怪我などをした場合、救急車を呼んでもなかなかすぐにはこないという問題がある。最寄りの公立病院に運ばれるまでに2時間以上かかることも稀ではない(そうした場合には、要所要所でGPが救急車に乗り込んで必要な処置を行う)。ただし僻地などで緊急の場合には、ヘリコプターでの搬送も対応している。
 
 公立病院では、常勤あるいは嘱託の通訳がおかれており、日本語での受診をアシストしてくれる。 通常の体調不良などについては、GPにかかることが第一選択であり、その診察の結果、必要と判断されれば公立病院に紹介される。 なお、日本で民間病院までカバーする保険に加入していれば、さらに安心である。

4.通信環境

電話

 Telecom New Zealandである。 公衆電話はカード式がメインで、コイン式は少ない。使用方法がやや複雑である。固定電話からの通信については、市内は一律無料なので研究ベースからも気兼ねなく使用することができる。

携帯電話

 Vodafone NZがメインであるが、そのほか、昨年から2℃(degree)のサービスも開始されVodafoneに比べて安価という評判があり利用者が増えている。 日本の3G携帯でのローミングサービスも利用可能であるが、研究渡航者の場合、空港で12ヶ月有効なプリペイドSIM Cardを購入して海外用携帯電話に挿入して使用するほうが便利であろう。

郵便

 国際郵便についてはEMSを含めて、日本と変わらない。NZから送る場合、普通航空便で5-7日、船便で2週間程度。他にDHLも利用可能。問題点としては、到着まで3-5日はかかる国内郵便の遅さと思われている。

5.ビザ、調査許可

6.カウンターパート、来日経験のある研究者

Ken Daniels(カンタベリー大学 特任准教授):来日経験数回

7.大学図書館、アーカイブス、本屋

8.機材・資料の持ち出し、持ち込み

持ち込みにおいて注意すべき点

 食品の持ち込みには相当な注意を払わなくてはならない(原則としてPackしてあるものでなくては不可。過去の事例として、現地邦人のために必要な物品と共にチキンラーメンを日本から送ったところ、チキンラーメンのみ抜き取り処分となったこともあるという)。
 動植物(種を含む)の持ち込み、肉を素材としたものの持ち込みは、堅く禁じられている。空港で検疫犬およびX-ray検査が厳重になされ、違反した場合、相当額の過料を科される。
 さらに、農業立国でありBSE未感染地域でもあることから、感染の原因となりそうなもの(ピッケルなど登山用品、テントなどキャンプ用品、さらには登山用シューズなど)についても、持ち込まない方が良いであろう。

9.調査グッズの現地調達

 電子機器類は、現地よりも日本のほうが安価であるので、事前に用意したものを持ち込んだ方が良いであろう。電圧は220-240Vである。

10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研

保健・医療・福祉
横尾久美子: 家族介護力に依拠しない地域生活支援:ニュージーランド精神障害者地域生活支援調査 基盤研究(B)(海外学術調査)(H21~H23)

11.そのほか、各地域情報など

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