フィールドワーカーから寄せられた地域別の現地情報です(2010-2015年頃)
エルサルバドル
1.外務省ホームページ 各国・地域情勢
エルサルバドル: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/elsalvador/index.html
2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)
空港はサン・サルバドルから30分ほど離れたところにあるコマラパ国際空港である。サン・サルバドルからタクシーで30ドル前後かかる。シャトルバスなどはない。
ホテルは空港近くに数軒ある。サン・サルバドルに行くと30-50ドルぐらいで安いホテルが見つけられる。
換金は日本でUSドルに換えれば、この国では普通に通用する。しかし、50ドル以上の高額紙幣は受け取ってもらえないことが多いので、せいぜい20ドルまでの紙幣を用意することを勧めます。
(伊藤伸幸)
3.医療情報
数軒の病院が信頼できる。
薬は近くの薬局にて購入できるが、安全性については注意を要する。
(伊藤伸幸)
4.通信環境
電話についてはカード式の公衆電話がある。また、比較的安価に携帯電話が購入できるので、そちらをお勧めする。
ネット環境は、インターネットカフェがどんな町にも数軒ある。速度は遅いところと早いところがあるようである。
(伊藤伸幸)
5.ビザ、調査許可
ビザはなくても、滞在許可は90日が普通もらえる。しかし、近年、厳しくなってきており、観光以外の目的を言うと90日もらえない場合がある。このために無条件で90日がもらえるグァテマラやホンジュラスにに先に入国してからエル・サルバドルに入るという方法もある。
調査許可は考古学・人類学については文化庁が管轄している。こちらに調査許可を申請する必要がある。
(伊藤伸幸)
6.カウンターパート、来日経験のある研究者
エル・サルバドル政府文化庁に勤めている柴田潮音氏は1996年より同国において文化財行政や考古学調査にかかわっている。
(伊藤伸幸)
7.大学図書館、アーカイブス、本屋
大学図書館などは充実しているとは言い難い。国立博物館の図書館がある程度の蔵書を誇っている。
本屋は、比較的大きなショッピングセンターにある。
(伊藤伸幸)
8.機材・資料の持ち出し、持ち込み
測量機材の持ち込みについては事前の許可が必要になる。
PCなどについては特に規制はないが、複数を持ち込むには税関で説明を求められる可能性がある。
(伊藤伸幸)
9.調査グッズの現地調達
文房具など簡単なものについてはOffice Depoなどがあり比較的簡単に手に入る。
また、PC、プリンター、スキャナーなどについても現地で調達できる。
(伊藤伸幸)
10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研
JOCVなどで調査に来ている研究者も多い。
政治経済については前駐エル・サルバドル日本大使
地理学については北村繁(弘前学院大学)が継続的に調査を行っている。
考古学調査については伊藤伸幸(名古屋大学)が継続的に調査を行っている。
寄生虫などの病気に関する医学、エビや貝の養殖に関しての生物学などの研究者も来ている。
(伊藤伸幸)