フィールドワーカーから寄せられた地域別の現地情報です(2010-2015年頃)
ガンビア
1.外務省ホームページ 各国・地域情勢
ガンビア: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/gambia/index.html
2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)
日本からガンビアへは、ヨーロッパを経由して行くのが一般的。英国航空、SNブリュッセル航空など、ヨーロッパ各地から複数の航空会社が就航している。イギリスからは格安のチャーター便が出ていることもある。
海岸部を除く3方向をセネガルに取り囲まれているため、陸路で入国する場合は必ずセネガルからとなる。ダカールから国境のアムダライまで乗り合いタクシーが頻繁に運行している。他の主要な入国地点は、北中部のファラフェニ、南部のギボロ、ソマ、東部のバセ・サンタ・スなど。
定期便が運航している空港は、バンジュール国際空港のみで国内線は就航していない。国内の移動は自動車のみ。乗り合いタクシーやミニバスが主要都市間を結んでいる。道路事情はよくない。
首都に近い西部海岸地域はリゾート観光地になっており、ホテルの選択の幅は広い。15USドル程度から。地方では5USドル程度からあるが、観光地を除いては選択肢は少ない。
換金:ユーロ、USドル、UKポンド、CFAフランの現金からの両替は比較的容易。主要都市にはVISAカード、国際キャッシュカード等でキャッシングができるATMを備え付けた銀行もある。
治安は比較的良好。入国、検問の際には官憲から金品を要求されることもあるので注意。
(臼井拓)
3.医療情報
都市部には薬局があり薬品の購入は可能であるが、日本あるいは隣国のセネガルなどで準備して行ったほうが無難。
ガンビアの主要都市には英国のMedical Research Councilの診療所がある。
ガンビアには日本大使館はないが、セネガルの日本大使館に医務官がいる。入院治療を必要とするような場合は、ダカールの病院で治療を受けるほうが望ましい。
(臼井拓)
4.通信環境
5.ビザ、調査許可
日本にはガンビアの公館はないが、東京のセネガル大使館がガンビアのビザを代理発給している。ロンドンやダカールの高等弁務官事務所等でも申請可。陸路で入国する場合は、国境でも取得できる。
(臼井拓)
6.カウンターパート、来日経験のある研究者
7.大学図書館、アーカイブス、本屋
書店:Timbooktoo 西部海岸地域のファジャラにある。一般書、語学書などが購入可。