フィールドワーカーから寄せられた地域別の現地情報です(2010-2015年頃)
インドネシア
1.外務省ホームページ 各国・地域情勢
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/indonesia/index.html
2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)
空港
ジャカルタ:スカルノ・ハッタ国際空港
デンパサール:ングラライ国際空港
バンドン:フセイン・サストラヌガラ空港
スマラン:アフマッド・ヤニ空港
スラバヤ:ジュアンダ国際空港
ジョグジャカルタ:アディスチプト国際空港
パダン:ミナンカバウ国際空港
メダン:ボロニア国際空港
バリックパパン:セピンガン国際空港
バンジャルマシン:シャムスディン・ノール空港
マカッサル:ハサヌディン国際空港
マナド:サムラトゥランギ空港
ホテル
3つ星クラスのホテルであっても、物がなくなるケースも見られる。
換金
都市部ではホテルや銀行で可能。ただし両替所の方がレートがよい。
治安
日本人に対しては基本的に友好的だが、物・金の要求や窃盗は少なくない。交通事故が多い。
3.医療情報
不衛生のため(水、食事、蚊など)チフス、デング熱、赤痢等による入院が多い(必ず海外旅行保険に加入のこと)。
都市部・観光地では英語対応の病院がある。
(以下、在ジャカルタ日本総領事館の提供する情報)
- メディストラ病院(RS Medistra)
所在地:Jl. Gatot Subroto Kav 59 Jakarta 電話:021-5210200(通常は現地語、英語可) - アブディワルヨ病院(RS Abdi Waluyo)
所在地:Jl. H.O.S. Cokroaminoto 31-33 Jakarta 電話:021-3144989(通常は現地語、英語可) - ポンドックインダー病院(RS Pondok Indah)
所在地:Jl. Metro Duta Kav. UE, Pondok Indah, Jakarta 電話:021-7692252(通常は現地語、英語可) - グレニーグルス病院(RS Gleneagles)
所在地:Jl. Siloam 6, Lippo Karawaci, Tangerang 電話:021-5460055(通常は現地語、英語可)
4.通信環境
インターネット事情
都市部の大学構内はおおむねワイヤレス接続が可能。ショッピングモールやカフェでもHotspot等でネット接続可能。24時間営業のネットカフェも多いが、日本語入力はほとんどできない。また、LANを備えたコスやアパートも増えてきている。
5.ビザ、調査許可
到着ビザ
30日以内の滞在が許可される。空港到着時にUS25ドル支払えば取得できる。
社会文化ビザ
60日以内の滞在が許可される。日本で事前に取得する。ひと月毎の延長により、最大180日の滞在が可能。
学生ビザ
1年以内の滞在が可能。現地大学等の就学許可が必要。延長可。
調査ビザ
科学技術調査大臣府(Kementerian Riset dan Teknologi=Ristek)にて発行される。村落での調査の場合は有効だが、都市部の調査であまり要求されることはない。取得に時間がかかる。
6.カウンターパート、来日経験のある研究者
インドネシア大学(Universitas Indonesia:http://www.ui.ac.id/)
ガジャ・マダ大学(Universitas Gadjah Mada:http://www.ugm.ac.id/)
バンドン工科大学(Institut Teknologi Bandung:http://www.itb.ac.id/)
パジャジャラン大学(Universitas Padjadjaran:http://www.unpad.ac.id/)
7.大学図書館、アーカイブス、本屋
インドネシア国立図書館
インドネシア国立公文書館
グラメディア書店 都市部に多くの店舗をもつ。
大学図書館は近年徐々に良くなっているが、目録が整備されておらず、使いづらい。
8.機材・資料の持ち出し、持ち込み
文献資料については、たいてい複写が可能。
9.調査グッズの現地調達
都市部であれば、おおむね可能。
10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研
自然環境、歴史、政治、経済、宗教、文化など各分野で活躍する研究者など
経済:村井吉敬(早稲田大学アジア研究機構)
歴史:弘末雅士(立教大学文学部)
政治:白石隆(アジア経済研究所)、間芋谷榮(亜細亜大学国際関係学部)
社会史:倉沢愛子(慶応大学経済学部)
文化人類学:山下晋司(東京大学大学院総合文化研究科)
11.そのほか、各地域情報など
毎年、イドゥル・フィトリ(イスラム教断食明け大祭)前後はすべてがお休みになります。