フィールドワーカーから寄せられた地域別の現地情報です(2010-2015年頃)
ギニアビサウ
1.外務省ホームページ 各国・地域情勢
ギニアビサウ: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/guinea_b/index.html
2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)
日本とギニアビサウ両方に乗り入れている航空会社はないため、必ず第三国を経由して行く必要がある。ビサウへの定期旅客路線が就航しているのは、リスボン(TAPポルトガル航空)、ダカール(Air Sngal Internationalなど)、サル島(TACVカーボベルデ航空)のみ。
また、セネガルから陸路で入国することも可能。セネガル南部のジガンショールからビサウまで乗り合いタクシーが運行している。ギニア共和国とも国境を接しているが、こちらからの入国は交通事情等、あまり現実的ではない。
ギニアビサウ国内航空路線は就航しておらず、国内の移動は陸路か海路を利用することになる。首都から主要都市を結ぶ幹線道路はわりと整備されていて、乗り合いタクシー、ミニバス等で移動できる。地方への交通機関はビサウ北側のParagem から発着している。ビサウからビジャゴス諸島のブバケ島へは、ビサウ西側のPorto Canoa から船がほぼ毎日出ている。
ユーロ、USドルの現金以外の両替は困難。セネガルから入国するのであれば、事前にCFAフランの現金を用意して行くほうが望ましい。
ビサウのホテル事情は、西アフリカの周辺国に比べても、数が少なくて質が悪く、非常に高い。クーラー付き、温水シャワーなし、停電が頻発する部屋でも25000~35000CFA程度。
地方都市では8000CFA~15000CFA程度。
一般的な犯罪に対する治安は比較的良好で、夜間外出することも可能。ただし、政治情勢が非常に不安定な国であるため注意が必要。
(臼井拓)
3.医療情報
4.通信環境
都市部ではGSM方式の携帯電話が使用可。
ビサウには日本語が読めるインターネットカフェがある。地方部ではインターネットは普及していない。(2006年)
(臼井拓)
5.ビザ、調査許可
日本にはギニアビサウ公館がないため、経由地でビザを申請する。リスボン、ダカール、コナクリ、バカウ(ガンビア)などのギニアビサウ大使館、ジガンショールの総領事館で申請可。ジガンショール総領事館では即時取得可。
(臼井拓)
6.カウンターパート、来日経験のある研究者
7.大学図書館、アーカイブス、本屋
8.機材・資料の持ち出し、持ち込み
9.調査グッズの現地調達
一般日用品以外の現地調達は困難。 (臼井拓)