フィールドワーカーから寄せられた地域別の現地情報です(2010-2015年頃)
デンマーク
1.外務省ホームページ 各国・地域情勢
デンマーク: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/index.html
2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)
空港
コペンハーゲン・カストロップ空港:日本からの直行便が飛ぶ。
http://www.cph.dk/CPH/DK/MAIN
ホテル情報
コペンハーゲンでは、中央駅付近に多い。安価なユースホステルもある。また長期滞在の場合は、部屋を間借りすることができる。
換金等
通貨はデンマーク・クローネ(DKK)。現地の銀行や両替所で日本円やトラベラーズチェックから交換可。カストロップ空港内にもカウンターがある。支払いには、一部を除きクレジットカードも利用できる。
治安
基本的に良好。ただし、夜間や人通りの少ないところ等では常識的な注意を。外国客を狙う犯罪も起きている。
3.医療情報
長期滞在者は、滞在許可がおりたのちに発行される国民登録番号カード(CPR-kort)の提示により、無料で施療が受けられる。ただし、薬代は実費。短期滞在者は基本的に有料受診。
4.通信環境
おおむね日本国内と同等レベルの環境にある。
5.ビザ、調査許可
シェンゲン条約に加盟。6ヶ月に90日間以内の滞在であればビザは不要。それ以上の場合は、事前にデンマーク大使館にて申請するのが一般的。研究者の申請する場合は、通常、現地の受け入れ機関が必要となる。
デンマーク大使館 http://www.ambtokyo.um.dk/ja/
6.カウンターパート、来日経験のある研究者
【看護学】Lene Hollnder(Copenhagen Care Academy/旭川大学)
7.大学図書館、アーカイブス、本屋
図書館・公文書館
- コペンハーゲン大学図書館 http://kubis.ku.dk/
- 国立図書館 http://www.statsbiblioteket.dk/
- 国立公文書館 http://www.sa.dk/
主な書店
- Atheneum Boghandel http://www.atheneum.dk/
- Arnold Busck http://www.arnoldbusck.dk/
8.機材・資料の持ち出し、持ち込み
水試料の持ち出し
特別な手続きを経ず、空港から別送品で日本に輸送できた。(2000年)
9.調査グッズの現地調達
一通りのものは調達できると思われるが、日本に比べ物価が相当に高いという点に留意されたい。また、小売業は原則的に日曜・祭日は休業であり、営業時間も日本に比べ短いため、欲しいときに欲しいものがすぐに手に入るわけではない。
10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研
【歴史】小澤実(名古屋大学大学院グローバルCOE研究員)
【政治】吉武信彦(高崎経済大学地域政策学部)・三浦一浩(早稲田大学政治経済学部)
【社会】石黒暢(大阪大学外国語学部)・田淵宗孝(名古屋大学情報言語学部院生)
【思想】平林孝裕(関西学院大学神学部)
【言語】三村竜之(工学院大学学習支援センター他)
【デザイン】多田羅景太(京都工芸繊維大学工芸科学研究科)
【建築】奈尾信英(東京大学大学院総合文化研究科)