フィールドワーカーから寄せられた地域別の現地情報です(2010-2015年頃)
チャド
1.外務省ホームページ 各国・地域情勢
チャド: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/chad/index.html
2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)
首都のンジャメナ空港へは、パリからエールフランス、エチオピアからエチオピア航空が飛んでいる。
首都のンジャメナにおいてもホテルは少ない。高級ホテルはノボテル・ラ・チャディアン、ル・メディアン・シャリなど。中級ホテルは市内に数件あり。
ユーロ、ドルからCFAフランへの換金は首都中心部(シャルル・ドゴール通り)の銀行で可能。TCの場合は換金証明が必要。
夜間の外出は要注意。強盗事件は日常的。シャルル・ドゴール通り周辺は商店の昼休み時間帯(13:00以降)でも要注意。
ンジャメナ市内の移動は、乗り合いタクシー、乗り合いミニバスを利用(市場が起点)。長距離移動はバスが走るンジャメナ-ムゥンドゥなどの区間を除けば、乗り合いの四輪駆動、トラック便乗が主となる。舗装道路が極端に少ないので地方への移動は4輪駆動車のレンタカーが必要。1日70,000-100,000CFAフラン(655フラン=1ユーロ)+燃料代、運転手代。
3.医療情報
4.通信環境
5.ビザ、調査許可
ヴィザは在大阪チャド名誉領事館で発給していたが、現在は治安状況悪化により発給停止中。在パリチャド大使館では取得可能。
調査許可(Ordre de mission正確には出張命令書)は、CNAR(Centre National d'appuis aux rechercheで取得可能。その際所属機関からの在職証明が必要。調査目的等が明記されていればなおよい。ただし、ディレクター不在中は取得はできない。 チャドに受け入れ先がある場合(大学、国際機関、NGOなど)そこから出張命令書(Ordre de mission)が発行されれば調査は可能。地方への移動に際しては、検問が頻繁にあるので出張命令書は必要不可欠。
6.カウンターパート、来日経験のある研究者
7.大学図書館、アーカイブス、本屋
国立古文書館、図書館(CEFOD:Centre d'Etudes et de Formation pour le Développement)、書店(Librairie de source: Rue de Bokassa)など